「村上宗隆は和製シュワーバーだ。打率2割を切っても50本打てる」米メディアが5試合連続10号のWソックス主砲を評価…ベルトに刻んだ「臥薪嘗胆」の言葉に注目も
ホワイトソックスの村上宗隆(26)は22日(日本時間23日)、敵地でのインターリーグのダイヤモンドバックス戦に「3番・一塁」で出場し、7回に5試合連続となる10号2ランをマークした。5試合連続本塁打はドジャースの大谷翔平(31)に並ぶ日本人選手の最長記録で、ルーキーとしてのメジャー記録にも並んだ。米メディアも称賛の嵐。スポーツ専門局「ESPN」は、昨季の”2冠王”のフィリーズのカイル・シュワーバー(33)に村上を重ね「打率2割を切って50本を打っても驚かない」と報じた。
「四球率が21%を超え、なおかつ三振率が33%に達する打者は珍しい」
USAトゥデイ紙が「どの球団でも獲得可能だった中でホワイトソックスが2年3400万ドル(約54億600万円)という比較的控えめなオファーで争奪戦を制した」と説明した村上が旋風を巻き起こしている。
敵地のチェースフィールドで7回無死一塁でバックスクリーンの右へ5試合連続の10号2ラン。
日本人選手として、大谷の最長連続試合記録に並び、過去6人しか達成していない球団記録にも並んだ。その中には、殿堂入りのレジェンドのフランク・トーマスの2度達成も含まれている。また24試合での10号達成は球団最速記録だ。
同紙によると、村上は記録達成について「記録は本当にうれしいです。全体的にスイングの状態はとてもいいです。まだシーズン序盤なので、これからも投手への対応を続けていく必要がありますが、今はとてもいい状態で打席に立てています」とコメントしている。
米メディアからは称賛記事が並んだ。
米スポーツイラストレイテッド誌は「ホワイトソックスファンはスーパースターを手にしたのかもしれない」と伝え、MLB公式サイトは「“ほとんど超能力的”とも言える成功」と報じた。
その中で「驚くことではない…ホワイトソックスの三塁手村上が打率2割を切って50本塁打を放ったとしても」という注目記事を掲載したのが「ESPN」だ。全米ではデータをもとにした仮想野球ゲームである「ファンタジーベースボール」を多くのファンが楽しんでいるが、同局もESPN版の「ファンタジーベースボール」を運営しており、そのデータを元にした記事で、村上をフィリーズの主砲であるシュワーバーに重ね「データはシュワーバーに近い」と報じた。
シュワーバーは昨季56本塁打、132打点で大谷を引き離してア・リーグの2冠に輝き、打率は.240だった。「打率が低く三振も多い一発屋」として知られる。2023年には打率.197でありながら47本塁打を放った。
「村上は5試合連続本塁打を記録しておりその間に打率を.167から.256まで押し上げている。まだシーズン序盤であり打率はこれから上下するだろう。しかし、村上がどんな打者なのかについては、もはや疑う余地はほとんどない。来日前に評判となっていた通りの打者でありそれを実際に証明している。彼はア・リーグ版シュワーバーとも言える存在で、圧倒的な長打力に加え、優れた打球速度と強い打球率を誇る」
こう評した。
過去には、2012年にホワイトソックスのアダム・ダンが打率.204で41本塁打、2021年にレンジャーズ、ヤンキースでジョーイ・ギャロが打率.199で38本塁打を放ったことを紹介。同じような「低打率の一発屋」としてエウヘニオ・スアレス、デーブ・キングマン、マーク・レイノルズ、マーク・マグワイアらの名前をあげた。

