WBC優勝ベネズエラは一体いくらの賞金をもらえるのか…選手一人あたりの金額は「そんなに?」なのか「そんなもの?」なのか…お金よりも「祖国の国民のために戦った」の思い
WBCの決勝戦が17日(日本時間18日)、米マイアミのローンデポ・パークで行われベネズエラが3-2で米国を下して初優勝を果たした。気になるのは優勝チームが手にする賞金の金額。米「USAトゥデイ」が独自取材でその金額を明らかにした。
総額約10億7000万円
決勝戦にふさわしい名勝負となった。
ベネズエラが3回のマイケル・ガルシアの犠牲フライ、5回のウィルヤー・アブレイユのソロアーチで2点を先行。7回まで米国打線をわずか2安打の無得点に封じ込んでいた。だが、7回二死一塁から投入して8回も回跨ぎとなったオリックスの守護神であるアンドレス・マチャドに米国が、ひと振りで地獄を見せる。8回二死一塁でフィリーズの主砲であるブライス・ハーパーがバックスクリーン右へ飛び込む起死回生の同点2ランを放ったのだ。流れが一気に変わったかに見えた。
だが、9回にベネズエラは、足を絡めて、エウヘニオ・スアレスの左中間への決勝のタイムリー二塁打で勝ち越し点を奪い、その裏をカブスの守護神ダニエル・パレンシアが3人で締めて悲願の優勝を果たした。
FOXによるとMVPに輝いたガルシアは「米国ファンよりベネズエラのファンの方が多かった。こういう雰囲気には慣れているけど米国の選手たちは違った。ベネズエラには才能ある選手がいて、野球のやり方も知っていることを世界に示した。祖国のために戦った。ベネズエラには国外に出られない人も多くて、国民はこの勝利を必要としていた。そして俺たちも必要としていた」と感動を口にした。
ベネズエラは栄誉と共に優勝賞金も手にした。
その額は一体いくらになるのか。
米「USAトゥデイ」が注目記事を配信した。同紙が関係者2人に確認したところによると優勝チームにはWBCから250万ドル(約4億円)のボーナスが支払われ、ベネズエラの総獲得額は大会全体で675万ドル(約10億7000万円)に達する。この金額の半分はベネズエラの野球連盟に入り、残りは選手とスタッフに分配される。
ベネズエラの選手およびスタッフが分け合う金額は合計で約335万ドル(約5億3000万円)となり、選手1人あたりでは約11万2500ドル(約1800万円)が支給される見込みだという。

