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阪神が伝統のTG戦で勝ちパターンに入ったゲームを落とす
阪神が伝統のTG戦で勝ちパターンに入ったゲームを落とす

「藤川は時折おかしな采配をする」阪神が勝ちパターンだった巨人戦に3-4で競り負ける…球界大御所は采配に疑問…左が2人並ぶ8回にモレッタ起用&打率.059の伏見を9回に代打

 伝統のTG戦が14日、甲子園で行われ、阪神が3-4で巨人に競り負けた。先発の才木浩人(27)は守備の乱れに足を引っ張られて2失点、7回に逆転に成功するも左打者が2人並ぶ8回にダウリ・モレッタ(30)を投入して大城卓三(33)に同点本塁打を浴び、9回に岩崎優(34)が勝ち越し点を許した。9回の代打に打率.059の伏見寅威(35)を送り三振に倒れた采配も物議を醸すことになった。巨人OBでヤクルト、西武で監督を務めた広岡達朗氏(94)は「藤川は時折おかしな采配をする」と疑問を投げかけた。

 守備のミスが重なり才木浩人の足を引っ張る

 

 阪神が弱点をさらけだした。
 6回まで2安打無得点に封じ込まれていた則本が降板した直後の7回に2番手の北浦から佐藤、大山が連打。前川のタイムリーで1点差に詰め寄り、さらに一死二、三塁で代わった田中瑛から坂本は三振に倒れるものの代打高寺がバットを折られながらも執念でショートとセンターの間にタイムリーを落として3-2と逆転に成功した。
 だが、8回に3番手のモレッタが二死から大城に不用意に高めへ投じたストレートを右中間スタンドに運ばれて同点に追いつかれた。
 そもそも、この回、4番のダルペックの後にキャベッジ、大城と左打者が2人続くところでのモレッタの起用に疑問がつく。桐敷も岩貞もブルペンにいた。
 まだ4月。藤川監督は選手の力を見極めている最中なのかもしれないが、勝ちパターンに入ったゲームでの“テスト”はない。
 さらに9回に守護神の岩崎が、二死二塁から松本にコントロールミスで、ほぼど真ん中へ投じた141キロのストレートをレフトへ弾き返されて、これが決勝点となった。
 今季日ハムからFA移籍してきた松本は初のヒーローインタビュー。
「開幕して良い成績残せていなかったので、やっとジャイアンツの一員になれたかなと思います」
 そう声を弾ませた。
 巨人は、一死から代打の坂本がレフト前ヒットで出塁すると、俊足の宇都宮を代走に送り、浦田に高校野球のようにバントをさせて走者を得点圏に進めていた。阪神のレフト高寺は前進守備を敷いていたが、そこまで極端に前へポジショニングはしていなかった。しかも松本の打球をジャックルした。宇都宮はそのミスに関係なく最初から迷うことなく、三塁ベースを蹴っていた。
 石井がアキレス腱断裂で長期離脱。及川も再調整のため2軍落ちとなっていて、昨季リーグ優勝した自慢のブルペンに綻びが生じていた。まさにその弱点を巨人につかれた。
 球界大御所の広岡氏は「石井がいなくてもその穴を十分に埋めるだけの戦力が阪神にはある。岩崎の投球術はみるものがある。毎回やられることはないだろう。阪神には、ここ数年間、積み上げてきた土台がある。投手力、そして打線の1番から5番に関しては盤石だ」としながらも、「藤川は時折おかしな采配をする」と厳しい指摘をした。

 

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