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  • 「井上監督の解任を求めます」中日が阪神に0-7から屈辱逆転サヨナラ負けでSNSでドラファンの怒りが爆発…救援陣崩壊で“育成ドラ1”牧野の被弾に「なぜ松山を温存したのか」の専門家指摘も
阪神に7点差を逆転された中日の井上監督は試合後会見を拒否した(資料写真・黒田史夫)
阪神に7点差を逆転された中日の井上監督は試合後会見を拒否した(資料写真・黒田史夫)

「井上監督の解任を求めます」中日が阪神に0-7から屈辱逆転サヨナラ負けでSNSでドラファンの怒りが爆発…救援陣崩壊で“育成ドラ1”牧野の被弾に「なぜ松山を温存したのか」の専門家指摘も

 中日が20日、甲子園での阪神戦に6回まで0-7とリードを奪いながら、逆転サヨナラ負けを喫した。3連敗で借金は今季ワーストの14に膨らんだ。7点差以上の逆転は9年ぶりでSNSでは、ファンの怒りが爆発し、井上一樹監督(54)の途中解任、休養を求める声が殺到する異常事態となった。

 7回4失点、8回3失点で追いつかれて最後は森下翔太にやられる

 悪夢だ。
 6回まで0-7の楽勝ムード。投手のマラーに来日初の2ランまで飛び出したが、救援陣が崩壊し、7回に4点、8回に3点を奪われ7-7で迎えた9回も6番手の左腕、牧野が先頭の森下に対して、いきなりボール3とカウント負けした。3-1から苦し紛れに投じた甘いストレートをレフトスタンドへ運ばれてのサヨナラ負け。
 中日スポーツなどスポーツ各紙に報道によると、井上監督は、「今日は話す内容がない。申し訳ない」とだけ語り、就任2年目にして初めて会見を拒否した。7点差以上の逆転負けは、森繁和氏が監督を務めた2017年7月26日のヤクルト戦で、10―0から、10点差をひっくり返されて以来9年ぶりの屈辱だった。
 歯車が狂い始めたのは7回だった。
 ここまで阪神打線をわずか2安打無失点に抑え、73球の完投ペースできていたマラーが先頭の佐藤に四球を与えた。一死を取るも黄金ルーキーの立石に初球のスライダーをセンター前へつながれた。代打高寺は三振に仕留め、二死にこぎつけるも、熊谷の投手ゴロをグラブに収めながらも弾いた。満塁となり坂本にセンター前へ2点タイムリーを許した。 
 まだ5点差があり、球数は92球だったが、ここで井上監督は、藤嶋に交代を告げた。藤嶋が、代打嶋村に甘いスプリットを捉えられ、一、二塁間を破るタイムリーを浴びると、中野を迎えたところで万全を期して齋藤にスイッチするも、信頼していた左腕もセンター前にタイムリーを許して、3点差に詰め寄られた。
 現役時代にタイトル獲得経験のある評論家の一人は、このベンチの采配に疑問を呈した。
「まず佐藤への四球がすべて外角に引っ掛かったボールだった。7点差。一発を浴びてもどうってことはないのだから、こういうところでここそ内角を攻めておくべきだった。その前の回にスッポ抜けたボールが中野の背中を直撃した。その影響もあったのかもしれない。ベンチが異変を察知してマウンドにバッテリーを集めて釘を刺しておくべきだった。それと藤嶋、齋藤が連続タイムリーを打たれたのはいずれも変化球。佐藤への配球も含めて捕手の加藤が安全策のリードをし過ぎていた。これが負けているチームの負の連鎖。ベンチが意識づけをして、その弱気を払拭しておかねばならなかった」

 

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