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藤川監督がリプレー検証結果に異議申し立てをしてキャリア初の退場(資料写真:Imagn/ロイター/アフロ)
藤川監督がリプレー検証結果に異議申し立てをしてキャリア初の退場(資料写真:Imagn/ロイター/アフロ)

「藤川は監督としての器を大きくせねばならない」阪神の藤川監督が熊谷盗塁死のリクエスト結果に異議を申し立てホワイトボードを殴って退場…球界大御所が語っていた問題点とは?

 阪神の藤川球児監督(45)が10日、福岡のみすほペイペイドームで行われたソフトバンク戦で監督就任以来初の退場処分となった。7回一死から熊谷敬宥(30)が試みた二盗のアウト判定へのリプレー検証を求めたが判定が覆らなかったため異議を申し立てたがそれは違反行為。SNSでは「セーフだった」という阪神ファンの怒りの声が殺到しているが試合は2-6で敗れて連敗となり首位から転落した。巨人OBで西武、ヤクルトで監督を務めた広岡達朗氏(94)は、かつてから「藤川は監督としての器を大きくせねばならない」との苦言を呈していた。

 場内の映像では熊谷の足がタッチより先にベースに届いているように

 虎党からの大ブーイングがみずほペイペイドームを包む。一部の心無いファンはメガホンなどを外野に放り込み場内は騒然となった。
 1点を追う7回だ。
 一死から立石の打席で熊谷が盗塁を仕掛けた。クロスプレーだったが判定はアウト。熊谷がすぐさまベンチにリクエストを求める合図を送り、藤川監督がベンチを出てリプレー検証を求めた。
 NPBは今季からメジャー方式を採用し、リプレー検証は、現場で審判が映像を見て判断するのではなくリプレーセンターで一括検証されることになった。待機している2人の審判が判断して現場の審判団に伝えられる。場内には、スロー映像が流れ、熊谷の滑り込んだ足が、庄子の追いタッチよりも先にベースに届いているように見えたため、阪神ファンがどっと沸く。ただ真上からの映像では膝にグラブが先に触れてようにも見える。しかも検証時間が異様に長くかかった。
 結果はアウト。すると藤川監督が右手を横にふりながら納得のできないという顔を浮かべてベンチを出てきた。メガネを外して審判に何かを訴えた。異議申し立てを行ったという。
 和田ヘッドと藤本総合コーチが止めに入りベンチへと戻ったが、ホワイトボードを右手で殴り、裏へと消えていった。
 福家責任審判がマイクを取り「ただいまのリプレー検証の判定後、藤川監督が異議申し立てを行いました。退場といたします」と退場が宣告された。リプレー検証後の異議申し立ては認められていない。
 同時に和田ヘッドが監督代行を務めることが説明された。
 藤川監督は、ナインを鼓舞する思いも込めて退場覚悟で抗議に出たのかもしれないが、笛吹けども踊らず…。
 同点の走者がいなくなり立石も三塁へのライナーに倒れた。その裏、及川が近藤に2ランを許しさらに栗原に死球を与えるなど一死一、三塁とピンチを招き、廣瀨に犠飛を浴びて2-6とリードを広げられた。8回には一死一、二塁の反撃機を作るも、大山が三塁への併殺打に終わり結局2-6で敗れた。
 スポーツ各紙の報道によると、藤川監督は退場の場面を振り返り「審判への侮辱などは一切ない」としながらも「チームの代表として」「全力で真剣に戦っているのがプロ野球の舞台」などと判定結果に納得がいかなかったことを示唆した。
 阪神は6日の楽天戦でも森下がストライク、ボールの判定に対して不服を訴え退場処分となっていた。

 

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