「どのフェザー級世界王者も井上尚弥の転級待ちで試合が決まらない」元2階級制覇王者の亀田和毅が1年以上も再起戦が決まらない理由とは…いとこの亀田京之介からの“挑戦状”は無視?
元2階級制覇王者の亀田和毅(34、TMK)の再起戦が1年以上決まらない。フェザー級での世界再挑戦を狙っているが、4人の王者全員が来年にも転級が噂されるスーパーバンタム級の4団体統一王者の井上尚弥(33、大橋)をターゲットにしているため交渉がまとまらないという。TMKジム会長の金平桂一郎氏(60)が明かしたもの。いとこの亀田京之介(27、MR)から挑戦状を叩きつけられた亀田和毅は果たしてどんな選択をするのだろうか。
4月にキルギスでWBA暫定世界戦が計画されたが
亀田和毅が意外な形でクローズアップされた。6月6日、愛知県国際展示場での「3150FIGHT10」をライブ配信するABEMAのゲストとして来場した亀田京之介がルイス・ネリ(メキシコ)対ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の悪童対決の前にリングに登場。
突然、いとこの和毅との対戦を呼び掛けたのだ。ただ和毅は、プロモート契約を結んでいる愛弟子のレネ・カリスト(メキシコ)がメインで矢吹正道(緑)のIBF世界フライ級のベルトへ挑むため、その準備を手伝っており、京之介にかまっている時間はなかった。
場内のスクリーンにその控室の様子が映し出されると、京之介はこうまくしたてた。
「あかん。ヘタレや。和毅と試合したくて今日正式に決めようかなと思った。いつも思うねんけど和毅って日本人が見たがるような試合を組んでへんし意味わからんヤツばっかり呼んでやってるから、俺がやってやろうかなと思ってね。トモ!早よ来い。みんなで和毅って呼んでや」
それでも和毅が現れそうにないと「この後、和毅この辺に来ると思うから、その時に直接言うわ」と語り、リングを下りた。
和毅はカリストのセコンドにつき、試合後に京之介は、追いかけていこうとしたが、結局、接触はできなかった。
京之介は昨年から和毅戦を熱望していた。現在WBA世界フェザー級6位の京之介は、当初、5月24日にキルギスで同5位のルイス・ヌネス(ドミニカ共和国)と、WBA世界同級暫定王座決定戦を行う予定だったが、LUSHの資金ショートにより大会そのものが中止となった。JBCでは、WBAの暫定世界戦が認められていないため、亀田興毅氏は京之介の挑戦者決定戦を日本で実現しようと動いているが、京之介は「和毅とやった方がでかいファイトになる」と和毅戦の実現にターゲットを絞っていた。だが、そのプロレス的な強引なやり方に、かつて京之介が所属していたTMKジム会長の金平氏は戸惑っていた。
「京之介は前から和毅への試合を要望していましたよね。理由はよくわかりませんが和毅からすれば対戦する意味が見当たりませんからね。和毅が狙っているのは世界のベルトです。ただ問題があって…」

