「橋上(監督代行)は阿部が監督時に“丸を使え”と進言していたのか?」巨人超大物OBが丸が長嶋茂雄氏の一周忌に決めたドラマチックな代打逆転満塁本塁打にも異例の辛口コメント?!
巨人が3日、東京ドームでのオリックスとの故・長嶋茂雄氏の一周忌となるメモリアルゲームで丸佳浩(37)が8回に代打逆転満塁弾を放ち、5-4で勝利した。橋上秀樹監督代行(60)の采配がズバリ的中したが、巨人OBで西武、ヤクルトで監督を務めた広岡達朗氏(94)は「橋上は、阿部が監督の時に“丸を使え”と進言していたのか?つまり大事なのはコーチの仕事だ」とあえて辛口コメントを寄せた。
「長嶋さんが打たせてくれた」
「天国から諦めるなと僕たちにずっと言ってくださっていたと思う」
丸には天国からのミスターの言葉が聞こえていた。
1-4で迎えた8回だ。オリックスのリーグトップの15ホールドを誇るセットアッパー、椋木から佐々木、泉口、松本が3連打。一死満塁とすると、橋上監督代行は、投手の堀田を入れていた打順に代打丸をコールした。柏木は長打だけを避けようと徹底して低めにボールを集めてきた。1-2と追い込まれてから丸は、2球フォークを見極めた。
フルカウントとなり椋木はストライクを投げるしかなくなった。それでも椋木がインローに投じた148キロのストレートは高さを間違ってはいなかった。だが丸はそのボールを一閃。なんと打球は右中間スタンドの上に掲げられた「ミスター、感動をありがとう」と書かれ、長嶋氏の笑顔のセコムの広告看板と、背番号「3」のユニホームオブジェが設置されている方向へ向かって舞い上がり、その下のスタンド上段に飛び込んだ。何か不思議な力が宿ったとしか考えられない。
丸はバットを放り投げて右手の人差し指をベンチへ向かって突き出した。
「長嶋さんが打たせてくれたホームランだと僕は信じています。本当に感謝したいと思います。雲の上のような存在ですけれど、僕がジャイアンツに来たときにたくさんご指導いただきました。その一言一言が僕の大きな財産になっています。そういった意味でも、今日はこういう結果を出せて本当によかったと思います。ありがとうございます」
ヒーローインタビューで丸の目がうるんでいた。
広島からFAとなった丸を獲得したのは長嶋氏だった。
スポーツ各紙の報道によると、代打の打率.462の切り札にかけた橋上監督代行は、その瞬間、周囲のコーチらが手をあげていたため、どこに着弾したか見えなかったという。
「本当の歓喜ですよね。私もベンチにいながら鳥肌が立つような感じでした。長嶋さんがよくおっしゃっていましたけどドラマ、ドラマですよね。なかなかこんなドラマは書きづらいなと。本当にいい形で長嶋さんの今日の日に勝つことができました。ホッとしました」
試合は、先発の戸郷が2回に先頭の紅林のヘルメットにぶつけてしまう危険球で退場するというアクシデントから始まった。2番手の森田が踏ん張るも、6回に4連打を浴びるなどしてつかまった。

