「金メダルに何のシミ?」トラブル続きのアジア大会で今度は”不良品”メダルの交換騒ぎ…ただ今大会初のケースで計7000個が授与されることを考えれば造幣局の製造技術の優秀さを証明?!
トラブル続きの愛知・名古屋アジア大会で今度は”不良品”金メダルが発覚、大会組織委員会が交換に応じるという問題が起きた。中国の新華社が報じたもので25日までにeスポーツ競技で与えられた金メダルに「シミ」のような「変色の痕跡」があったという。ただ今大会では計7000個のメダルが授与される予定でこれが初のケース。パリ五輪やミラノ・コルティナ五輪では、メダルの変色などのクレームが続出して大問題となったが、逆に日本の製造技術の優秀さを証明する形になった。
eスポーツ選手の金メダル
国歌の取り間違いやバスの手配ミスなどトラブルが連発しているアジア大会で今度は”不良品”メダルだ。
中国の新華社が報じたところによると、11歳の栗原悠輝(プレーヤー名・ゆうき)がパズルゲーム「ぷよぷよ」で金メダルを獲得したことでクローズアップされることになったeスポーツで金メダルを獲得したある選手がメダルに異常を発見し大会組織委員会に交換を要請した。
大会組織委員会が公開した写真によると、金メダルの縁の一部の色が周囲と異なり、奇妙なシミのように見える変色の痕跡が残っていた。
選手がこれを発見して交換を要請すると、組織委員会は、直ちに新しいメダルを用意し、選手の帰国日程と宿泊先を確認した後、競技会場に残っていた組織委員会の職員が、直接、新しいメダルを持って宿泊先を訪ね、その日のうちに交換を終えたという。ただし、メダルに変色の痕跡が生じた正確な原因は、まだ確認されていない。
大会HPによると、今回の大会で授与される約7000個のメダルは、志波大輔氏がデザインし、直径80ミリ、厚さ5ミリで、金メダルは約265グラムで純銀素材に1グラム以上の金メッキが施されている。今大会のメダルは、すべて小型家電に含まれる金属の一部を製作に使用されたリサイクルメダルで大阪に本社を置く造幣局で製造された。
新華社によると、メダルは製造を終えた後、包装する前に一度検査を受け、その後、組織委員会の職員も改めて状態を確認する手続き取られ、この過程で傷やシミなどが発見された場合は、修理したり、別途措置を取ったりするという。
組織委員会は「今回の金メダルの一部の色が異なっていた原因が製造過程で発生したものなのか、選手に渡された後に生じたものなのかは把握できていない」と説明しているという。また組織委員会は、今回のケースが、現時点までの今回のアジア大会において、メダルの不具合を理由として実際に交換まで行われた唯一のケースだと明らかにした。
また選手の名前と国籍、出場したeスポーツの種目などは公開されていない。

