• HOME
  • 記事
  • 格闘技
  • 那須川天心は井上拓真「絶対有利」の「幻想をかき乱す」ことができるのか…リベンジに”サプライズ奇襲”必要も井上尚弥が「めちゃ怖い顔」で計量見守った”最強結束”井上家は「想定内」
井上拓真と那須川天心が計量後のフェイスオフで握手(写真・山口裕朗)
井上拓真と那須川天心が計量後のフェイスオフで握手(写真・山口裕朗)

那須川天心は井上拓真「絶対有利」の「幻想をかき乱す」ことができるのか…リベンジに”サプライズ奇襲”必要も井上尚弥が「めちゃ怖い顔」で計量見守った”最強結束”井上家は「想定内」

 4大世界戦(27日・トヨタアリーナ東京)の前日計量が26日、都内のホテルで行われ、出場8選手全員が一発でパスした。注目のWBC世界バンタム級の再戦では王者の井上拓真(30、大橋)が53.4キロ、挑戦者の那須川天心(28、帝拳)がリミットの53.5キロでパスした。SNSで話題となったAmazonプライムビデオのファン予想が「天心有利」と出て拓真は「なんだこれ?上等じゃねえか」と思ったことを吐露。一方で天心は、「オレが主役」「幻想をかき乱してやる」などと挑発的な発言をした。果たして天心に勝機はあるのか。

 

計量を見守る井上尚弥(写真・山口裕朗))

 計量会場にただならぬ殺気が漂っていた。
 拓真、天心の計量の様子を「めちゃ怖い顔」でにらみつけていたのが、壇上にはあがらずステージの袖にいたスーパーバンタム級の4団体統一王者の井上尚弥だ。これが井上家の結束の証なのか。
 拓真が言う。
「(尚が)メンタルサポートというか本当に一緒に追い込んでやってくれているんで一緒に気持ちはこの試合に向かっているというのは凄く感じた。一緒に練習をするのは心強い、力になる」
 フェイスオフが解けると先に握手を求めたのは王者の拓真だった。
「やっぱりベンジしてやるという気持ちは伝わってきましたし、自分も絶対負けないという感じではありました。多分、お互いにリスペクトはあると思うんで、本当にいい試合をしようと自分から握手をしました」
2日前にSNSで波紋呼ぶ発表があった。独占ライブ配信するAmazonプライムビデオがファンの勝敗予想を発表。「天心52.2%、拓真47.8%」で拓真が不利と出た。すぐさま井上尚弥はSNSに「誰がどこから取ってきた集計かわからないけどこちらはより気が引き締まる」と投稿した。
「自分もあれを見て”なんだこれは?上等じゃねえか”みたいな気持ちで見てて、それに対して尚もあの(SNSでの)引用だったんで気持ちは同じなんだと。その気持ちも含めてしっかり返り討ちににしたいと思います」
 一方の天心は、伝説のロック歌手、故・忌野清志郎氏のTシャツで登場。
「今回の試合はロックでいく。いいとか悪いとか正解とか不正解とかない。自分のエネルギーを ただ単に相手にぶつける、見てる人にぶつける。そういう試合ができたらいいなと思ってます」
 そしてフェイスオフの感想を「自信は相当あるんだろうなと思いましたけど、まあ、見とけって感じですか」と自らにネジを巻いた。
「オレが主人公ですから、やってやるよと。自分の人生をオレは生きてるだけなんで、そこをしっかりぶつけますよ。いろんな幻想をかき乱しますよ」
 いろんな幻想とは、アマプラ予想とは対照的にほぼ圧倒的な拓真有利の予想の声だ。英大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」も拓真勝利が1.40倍、天心勝利が3.00倍のオッズをつけている。

 

関連記事一覧