• HOME
  • 記事
  • 野球
  • BIGBOSS采配裏目?!阪神に3回4失点KOされた吉田輝星の”思い出の甲子園”先発は正しかったのか?
日ハム吉田輝星が思い出の甲子園で初先発したが、大山の3ランを含む3回4失点のホロ苦KOとなった(資料写真・黒田史夫)
日ハム吉田輝星が思い出の甲子園で初先発したが、大山の3ランを含む3回4失点のホロ苦KOとなった(資料写真・黒田史夫)

BIGBOSS采配裏目?!阪神に3回4失点KOされた吉田輝星の”思い出の甲子園”先発は正しかったのか?

あるセの大物OBは、「あれだけ甲子園にファンが集まったのはBIGBOSS効果だと思う。話題作りは、ある意味プロに必要なことだが、1イニングでは存在感を示していた吉田のストレートもフォークも怖さはまるでなかった。将来的に吉田は先発の軸になってもらわねば困る素材であり、こういう経験を積ませたことに意義はある。だが”甲子園の申し子が、満員の聖地で持っている以上の力が引き出されるだろう””なんとかひとまわりだけでも抑えてくれれば”という発想は甘かった。せっかく中継ぎで結果を出し自信をつけてきた吉田が、これで自信を失うことにでもなれば残念だ」と厳しい意見を伝えた。

 日ハムは1点差まで詰め寄ったが、8回に中継ぎ陣が踏ん張れずに、また引き離されて3-8の完敗となった。古巣・阪神に甲子園で3タテを食らって4連敗。BIGBOSS劇場は、確かに野球を堪能させてくれたし、話題も提供してくれた。新庄監督が描く将来ビジョンも理解できる。だが、その采配が裏目に出たときの反動も大きいのである。

関連記事一覧