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エンゼルスの大谷翔平とアスレチックスの藤浪晋太郎がオープン戦で実現した同級生対決を前に握手(写真・AP/アフロ)
エンゼルスの大谷翔平とアスレチックスの藤浪晋太郎がオープン戦で実現した同級生対決を前に握手(写真・AP/アフロ)

米メディアは大谷翔平と藤浪晋太郎の同級生対決をどう報じたか…エ軍監督「藤浪は力強い球を投げていた」と称賛「ガッカリさせるものではなかった」の声も

 エンゼルスの大谷翔平(28)とアスレチックスの藤浪晋太郎(28)の“同級生対決”が2月28日(日本時間1日)アリゾナのキャンプ地メサで行われたオープン戦で実現した。大谷は打席に立たなかったため、直接対決はなかったが、藤浪は2回で39球を投げて1安打、3奪三振、3四球、無失点、一方の大谷は、2回3分の1で34球を投げ、ノーヒットの2奪三振、2四球で無失点と共に得点を与えなかった。米メディアも2人の対決に注目。メジャーデビュー戦となった藤浪への称賛の声も目立った。

 受けた捕手は藤浪のスプリットを「最高」と評価

 

 アメリカに舞台を移して9年ぶりに実現した同級生対決に力んだわけでもないだろう。2回、藤浪に阪神時代の悪いクセがでかけた。制球が定まらず3者連続四球で無死満塁のピンチを作った。しかし落ち着いていた。下位打線のアーロン・ホワイトフィールドを97マイル(約156キロ)のストレートで見逃しの三振に終わらせると、リバン・ソトをストレートで押し込んで遊ゴロ併殺打。MAXは98マイル(約158キロ)だった。
 一方の大谷は、新ルールのピッチクロックを守りながら、テンポよく1回を三者凡退でスタート。2回は一死一塁からジェイス・ピーターソンを内角低めのスライダーで空振り三振。ラモン・ラウレアーノも変化球で計算通り遊ゴロ併殺打に打ち取った。当初は、2回の予定だったが、球数が少なかったため3回のマウンドに立ち、三振と四球で降板。大谷のMAXも98マイル(約158キロ)だった。
 2人の同級生対決を米メディアもクローズアップ。
 MLB公式サイトは「藤浪がアスレチックスでのデビュー戦で大谷と向かい合う」との見出しを取り、2人の対決を取り上げた。
「大谷との投げ合いの期待が高まる中、藤浪はデビューが神経戦になると考えていた。もし藤浪が初球からナーバスになっていたのであれば、彼は確実にそれをうまく隠してやり遂げた。彼はオフの契約で生まれた興奮に見合うだけのパフォーマンスを見せた。39球で3三振を奪った2回無失点の投球で刺激的な武器を披露した」と藤浪を称えた。
 さらに「初回に必要としたのは、わずか13球。登板を通じて97(約156キロ)から98マイル(約158キロ)をマークしていた直球でエンゼルスの打者は一貫して振り遅れていた。1回にデビッド・フレッチャーとジェイク・ラムの2人から奪った三振は、91(約146キロ)から92マイル(約148キロ)のスプリッターで、捕手のシェイ・ランゲリアーズは『最高』と言い表した」と続けた。
 2回には3者連続四球を与えるピンチがあった。
「藤浪の日本時代の懸念は制球が時々崩れることだった」と指摘した上で、スコット・エマーソン投手コーチがマウンドに足を運んだあとに落ち着いてピンチを脱出したことをレポートした。
 そして大谷との対決については「藤浪が投球を見せつけたかったかもしれないことは理解できる。2人は、2012年のプロ野球ドラフトでともに1巡目で指名され、天才高校生としての日々から歴史を共有してきたことから、母国日本では特に大きな話題になっていた」と記し、エンゼルスのフィル・ネビン監督の「力強い球を投げていたことは確かだ。初登板の注目でナーバスになっていたのだろう。良い肩を持っている。2回に制球を乱したが、良い投手は必要な時にアウトを取ることができる」という藤浪評を紹介した。

 

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