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大谷翔平が東京ドームのライト最上部に掲げられた自らのCM看板を直撃する衝撃の先制3ランを放ち、準々決勝進出を決めた(写真:CTK Photo/アフロ)
大谷翔平が東京ドームのライト最上部に掲げられた自らのCM看板を直撃する衝撃の先制3ランを放ち、準々決勝進出を決めた(写真:CTK Photo/アフロ)

大谷翔平の看板直撃弾を打たれた豪州代表の公式SNSが「ヤバい!」と驚愕…MLB公式はホームランボールの行方を巡る日本人の道徳心を示す「美談」まで紹介

 看板に当たって落下し、偶然にも足元に転がってきた打球を手にしたのは、福島県いわき市から家族と観戦に駆けつけていた女子大生の赤津優奈さんだった。打球をめぐる争奪戦が起こらなかったことだけでなく、その後にライトスタンドの観客の間で順に回され、各々が記念撮影をした後に赤津さんの元に戻ってきた光景をクレア記者は、日本人の素晴らしい文化と道徳を示すエピソードとして好意的に伝えている。
「大勢のファンが客席を飛び越えてボールを奪いにいく映像を、アメリカでは何度も目の当たりにしてきた。しかし、大谷のホームランボールをめぐってはそのような騒動は起こらなかった。しかも赤津さんが貴重なボールを手にした後、多くのファンが子どものころから学んできた日本の伝統的な精神を発揮した。ボールは記念撮影が繰り返されながらファンの間を回り、最終的には赤津さんの元へ戻ってきた。赤津さんは『人生のすべての運を使ったような気がしますが、素晴らしい経験を周りのみなさんと共有できて本当に嬉しいです』と語ったのだ」
 日本は開幕4連勝でプールBの1位突破を決め、16日の準々決勝の相手はプールAの2位に入ったイタリアとなった。先発は大谷が予想されるが、“リアル二刀流”での出場は、これが最後になることを地元紙が報じた。
 エンゼルスの地元紙『ORANGE COUNTY REGISTER』の番記者、ジェフ・フレッチャー氏は日本時間12日に更新した自身のツイッター(@JeffFletcherOCR)で、舞台を米マイアミへ移して行われる準決勝と決勝で「大谷は投げない」とツイートした。
 エンゼルスのフィル・ネビン監督がキャンプ地で明かしたもので、大谷の今後のスケジュールとして、16日の準々決勝で先発した後は、大会終了後の24日(日本時間25日)にアリゾナで行われるパドレス戦に先発。さらに中5日で30日(同31日)のアスレチックスとの開幕戦に備えるという。
 フレッチャー記者は、次のように記している。
「つまり、大谷がサプライズリリーフで登板しない限り、彼が米国代表やエンゼルスのチームメイトであるキャプテン、マイク・トラウトと対戦する機会を得られない。ただ、彼は決勝までのすべての試合でヒットを放つことに期待されている」
 WBC第1号が敵味方の垣根を越えて驚きをもって受け止められ、記念すべきボールの行方にまで注目される大谷の存在感の大きさが改めて証明された一日となった。

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