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カンボジアのGMを退任した本田圭佑がオマーン、NZ、UAE、タイなどの代表監督就任を熱望した(写真・ロイター/アフロ)
カンボジアのGMを退任した本田圭佑がオマーン、NZ、UAE、タイなどの代表監督就任を熱望した(写真・ロイター/アフロ)

本田圭佑が2026年W杯を狙うオマーン、NZ、UAE、タイなどの代表監督就任を熱望…地元ファンは歓迎も可能性があるのは…

 アメリカとカナダ、メキシコの北中米3カ国で共同開催される2026年のW杯では、出場国数が従来の「32」から50%増の「48」へ拡大される。特にアジア枠は「4.5」から「8.5」へ大幅に増え、オセアニア枠も「0.5」から「1.5」へ変わっている。
 アジアの第2集団につけるオマーンとUAE、さらに2010年代以降で急成長してきたタイにチャンスが広がり、さらにNZもオセアニアの「1」枠を勝ち取ることが確実視される。本田も次回のW杯をにらみ、あえて、この4カ国の名前をツイートしたのだろう。
 ラブコールを送られた4カ国の現状はどうなのだろうか。
 2021年9月のアジア最終予選初戦で森保ジャパンを撃破したオマーンは、クロアチア出身の69歳の名将ブランコ・イバコビッチ監督が引き続き指揮を執る。アジア最終予選では最終的にグループBの4位だったが、30年を超える指導歴でイラン代表や中東のクラブでも監督を務め、アジアを熟知している点でもオマーン協会から寄せられる信頼は厚い。
 UAEはアジア最終予選終盤の昨年2月に、アルゼンチン出身のロドルフォ・アルアバレーナ監督が就任。イラン、韓国両代表に次ぐグループAの3位で同6月のアジアプレーオフに進出したが、グループBの3位オーストラリア代表に1-2で敗れた。大陸間プレーオフの一歩手前で涙をのんだなかで、47歳のアルアバレーナ監督が引き続き指揮を執っている。
 アジア2次予選で敗退したタイは、直後に前日本代表監督の西野朗氏を解任。ドイツ系ブラジル人のアレシャンドレ・ペルキング監督が、2021年9月から指揮を執っている。アジアの3カ国はいずれも11月に始まるW杯アジア2次予選か、来年1月にカタールで開催されるアジアカップで大きな失態を犯さない限り、指揮官交代はないと見ていいだろう。
 対照的にNZは代表監督が空位となっている。
 U-24代表との兼任で東京五輪に挑み、U-24日本代表とPK戦にもつれ込んだ準々決勝で采配をふるったダニー・ヘイ監督が、コスタリカとの大陸間プレーオフ敗退後に退任。今年1月からはU-20代表のダレン・ベズリー監督が兼任かつ暫定で指揮を執っている。

 

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