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カンボジアのGMを退任した本田圭佑がオマーン、NZ、UAE、タイなどの代表監督就任を熱望した(写真・ロイター/アフロ)
カンボジアのGMを退任した本田圭佑がオマーン、NZ、UAE、タイなどの代表監督就任を熱望した(写真・ロイター/アフロ)

本田圭佑が2026年W杯を狙うオマーン、NZ、UAE、タイなどの代表監督就任を熱望…地元ファンは歓迎も可能性があるのは…

 イングランドで生まれ育ち、引退後の2015年にはNZ国籍を取得した50歳のベズリー暫定監督は、年代別の代表チームでさまざまな役職を務めてきた。NZサッカー協会側から寄せられる期待も大きいが、それでも冒頭で記した本田のツイートにはNZファンと見られる利用者から、代表監督就任希望をポジティブにとらえるリプライが寄せられている。
「私たちは約7カ月間監督なしで過ごしている。本田に何ができるかを見てみよう」
 カンボジアサッカー界で本田が刻んできた足跡を、間近で見てきた過程で驚かされたからか。国境を接するタイのサッカーファンと見られる利用者からも、本田のツイートには「タイへようこそ」や「さあ、タイへ行こう」といったリプライも寄せられた。
 これまでと同じく、本田は今後も指導者ライセンスを取得しない信念を貫く。カンボジアと同じくGM的な肩書で、資格を有する監督とともにベンチ入りして実質的な指揮を執りたい意向だ。
 2021年の年末にスードゥヴァ(リトアニア)を退団してからは無所属が続くが、昨秋に手術した左膝の状態が万全に戻れば、再び現役との「二足の草鞋」を履く意向も表明している。
 他と一線を画す道をあえて歩む本田を受け入れるサッカー協会が、カンボジアに続いて現れるかどうか。ツイッターを介して“逆オファー”を送り、真っ先にファンが反応している現状からどのように進展していくのか。カタールW杯では解説者として名を馳せ、実業家としての顔も持つ本田の異彩を放つ挑戦が、新たなステージを迎えようとしている。
(文責・藤江直人/スポーツライター)

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