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高橋光成がゲン担ぎで伸ばしている「ロン毛」に株主総会で“物言い”がついた
高橋光成がゲン担ぎで伸ばしている「ロン毛」に株主総会で“物言い”がついた

西武HD株主総会で高橋光成と今井達也の「ロン毛」に「見苦しい。食事がまずくなる。球団から注意できないものか?」とまさかの“物言い”…球団側の回答は?

 すでに断髪したが、ロッテの沢村も、開幕からロン毛でプレーしており、パ・リーグの一部の投手の間で「ロン毛」がひそかに広まりつつあった。
 ファンの間では「獅子のようでかっこいい」「ワイルドで強そう」などという賛成意見と同時に「不潔に見える」「プレーの妨げにならないのか」などの反対の声も出ていた。
 この株主は「球団が注意をできないものか」と注文をつけた。
 西武ホールディングス側からは、奥村剛球団社長が、こう回答した。
「選手の服装、格好といったところでございますが、当球団の選手におきましては、選手起用、作戦面などは、選手状態をもっとも知り尽くしている現場の松井(稼頭央)監督に、お願いしています。ご指摘をいただいた、ご意見は、貴重なご意見でございますので、球団として適切に対応、そして建設的にやってまいりたい」
 つまりチームの規律については、フロントマターではなく、松井監督に任せているので「松井監督に相談してみる」ということなのだろう。
 巨人のように伝統的に髭や茶髪を禁じているチームや、中日のように立浪監督が、「茶髪はやめよう」と独自に内規を決めているチームもある。
 だが、西武の場合、松井監督は、あれこれ細かな取り決めは行っておらず、おそらく、今回の株主の発言を受けて特別に何かのアクションを起こすこともないだろう。この株主が言うように多様性に時代に「ロン毛」も、立派な自己表現、個性のひとつだ。「適切で建設的な対応」とは、高橋、今井の2人が、そういう反対の声を賛成の声に変えるくらいの活躍を見せることなのである。
(文責・RONSPO編集部)

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