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高橋光成がゲン担ぎで伸ばしている「ロン毛」に株主総会で“物言い”がついた
高橋光成がゲン担ぎで伸ばしている「ロン毛」に株主総会で“物言い”がついた

西武HD株主総会で高橋光成と今井達也の「ロン毛」に「見苦しい。食事がまずくなる。球団から注意できないものか?」とまさかの“物言い”…球団側の回答は?

西武ライオンズの親会社である西武ホールディングスの第18回定時株主総会が21日、所沢の西武第二ビルで行われ、株主から高橋光成(26)と今井達也(25)が伸ばしている「ロン毛」について株主から「見苦しい。食事がまずくなるので注意できないか」と“物言い”がついた。知人女性への強制性交容疑で書類送検された山川穂高(31)の問題への株主の反応に注目が集まっていたが、まさかSNS上でもファンの間で賛否のあった「ロン毛問題」に話題が飛び火するとは…。球団も指摘された“両エース”も思いもよらなかったのかもしれない。

「スポーツ選手としてどうかな?と思う」

 

 高橋と今井の「ロン毛」に株主から“物言い”がついた。
 山川問題が焦点になると考えられていた西武ホールディングスの株主総会で、ライオンズ関連の意見、質問の1発目が、予想に反してゲンを担いで髪を伸ばし続けている両エースの風貌についての苦言だった。
 男性の株主が、「西武ライオンズの両エースのことですが」と、具体名は出さずに、こう斬りこんだ。
「私は女房と食事をしながら、西武の試合を見ているが、両エースが出てくると非常に見苦しく食事がまずくなる。というのは、あの髪型のこと。本人たちは、(ライオンズの)獅子をイメージしていると思うんですが、周りから見てどうかなと。スポーツ選手としてどうかなと思う点がある。山川選手も(1軍で)プレーしていたときは、金色のネックレスをジャラジャラさせて、だぶだぶのユニホーム。西武のクリーンなイメージが(3人の様相で)ダメージを受けている。球団は注意できないものか。個性として見過ごしているんでしょうか」
 この株主は、この後、山川問題についても「起訴、不起訴にかかわらず解雇を考えていい」と、意見、質問をするのだが、まず最初に名前こそ出さなかったが、高橋、今井のロン毛を批判。3軍で“謹慎中”の山川が、1軍で出場していた際のネックレスやユニホームの着こなしについても“物言い”をつけた。
 いくら株主とはいえど「食事がまずくなる」は失言だろうが、ファンの中では、SNS上で「ロン毛」についての賛否があったことも事実だ。
 ただ高橋の「ロン毛」は今に始まったことではない。
 2021年に「負けるまで切らない」とゲンを担ぎ、5連勝の快進撃を見せた。連勝は、ストップしたが、その後も継続。今春のキャンプではついに目標だった肩まで伸びた。
「僕の髪が肩まで伸びて…結婚しようよ」という、ずいぶん昔の大ヒットフォークソングがあったが、高橋は、「投げると邪魔。なら切れよって話だが、切れない(笑)。迷走中。でも勝たなきゃ意味がない」と、その「ロン毛」に込めた思いを口にしていた。
 実際、今季はエースとして交流戦前に防御率トップに躍り出て、現在も2.111で2位につけ、2完投を含む4勝5敗の成績を残している。株主が“物言い”をつけたのは、それだけの存在感を示しているということ。
 後輩の今井も、今季から本格的に髪を伸ばし始めた。メジャーリーガーのように帽子から出た髪の毛がはばたく。4月13日のロッテ戦ではあと5人でノーヒットノーランの快投を見せ、3勝したが、その後“炎上”が続き、5月24日のロッテ戦で8失点して、2軍での再調整を余儀なくされ、現在に至る。

 

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