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全米メディアは大谷翔平の去就に注目している(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ )
全米メディアは大谷翔平の去就に注目している(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ )

「エ軍はトレードの可能性を排除していない」米敏腕記者が大谷翔平の電撃移籍の可能性を示唆…検証記事が移籍先候補に挙げたチームとは?

 

 またパドレスとメッツは、現在の勝率が5割以下で「今の段階では大谷の本格的な移籍先としては消せるだろう」とした。
 マリナーズも貯金1と苦しい状況にあり、エンゼルスとア・リーグ西地区のライバル球団だという不利な条件がある。
 ただ「彼らはダークホースとしては合格だ。大谷はシアトルを好み、そして球団は投打に豊富な人材を持つ堅固なファームシステムを持つ」と可能性を残し、「オリオールズ、レッドソックス、マーリンズ、レッズ、ブルワーズ、そしてダイヤモンドバックスといった他の優勝争いにある候補は、わずかに考慮に値するかもしれないが、大型トレードのタイミングには見合わないように見える」として候補から消した。
 同メディアが、最有力候補として残したのが、ドジャース、ジャイアンツ、レイズ、レンジャーズ、ヤンキースの5チームだ。
 ドジャースについては、「(エンゼルスオーナーの)モレノ氏は、エンゼルスにとって同じ地域の大きく嫌なライバルチームに負けることを好まず大谷を送り出すトレードを承認するのは想像しがたい」としながらも、「そのことでドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が(エンゼルスに)連絡をすることを止めることにはならないはずだ。ドジャースの投手陣は他チームの先発陣よりも多くの故障者がいる。攻撃陣は、より強固だが、リーグ最多得点だった昨年程の厚みはない」と分析した。ちなみにドジャースは大谷がFAした際の大本命と見られている。
 ジャイアンツについては、球宴で大谷と対戦した元同僚のアレックス・カッブのコメントから紹介した。
「トレード期限で彼を獲得して長期契約を結べる道筋が我々にあるとすれば大興奮だ」
 同メディアは、「カップはジャイアンツの経営者ではないが関係者がブランド力のあるスター選手を心から欲しがっていることは確かだ。大谷は最もブランド力があり、名が知れている。ジャイアンツは、現在49勝41敗だが、そのうち20勝を6月6日から積み上げた。すでにメンバーの揃っている打撃陣に大谷という長距離砲を加え、彼の投球は、カッブやリーグで最もイニングを投げているローガン・ウェッブとの素晴らしい組み合わせとなるだろう」と肯定的に取り上げた。

 

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