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仲睦まじい頃の福原愛さんと 江宏傑さん。長男の引き渡しを巡る“泥沼闘争”を台湾と中国のメディアは対照的に伝えた(資料写真:Top Photo/アフロ)
仲睦まじい頃の福原愛さんと 江宏傑さん。長男の引き渡しを巡る“泥沼闘争”を台湾と中国のメディアは対照的に伝えた(資料写真:Top Photo/アフロ)

「子供達を守り愛する母親の責任として公の場で議論することを許さない」福原愛さんと元夫の江宏傑さんが“泥沼闘争”…平行線どころかまったく食い違う論点

 まず会見開始前に自身の中国版ツイッター、微博を更新。福原さんを担当する日本および台湾の弁護士による声明文が投稿された。
「このたび、江宏傑氏が27日に国際記者会見を開き、元妻の福原愛さんが『日本に滞在中に悪意を持って連絡を絶った』と糾弾しようとしていることが判明しました。福原愛さんと江宏傑さんの裁判は、台湾の梁維珊弁護士と日本の今里恵子弁護士が福原愛さんから受任しており、現在、日本と台湾の新竹市の裁判所で審理されています。新竹地方裁判所の裁判官は、2023年3月27日午前10時からの法廷において、この家事事件の内容を公にしないよう指示しています。江宏傑氏には、裁判官の要求に違反しないよう強く求めます」
 大渕弁護士はこれを「故意的なものを感じる」と一蹴した。
「2つのまったく違うことを混乱させて書いている。台湾の裁判所での審理は確かに継続されているが、それと日本における審判はまったく別のもので関係ない。台湾の裁判所が、日本での審判について公開してはいけないと言うはずがない」
 会見終了後には再び微博へ、今里弁護士による1400文字近い反論が投稿された。すべてが福原さんからの指示を受けて、掲載に至ったという。
 例えば東京家庭裁判所から出された審判には「あくまで一審の裁判であり、事実関係について最終的な判断はされていません」と指摘した。
「江氏の申し立ては一方的な主張に基づいていますし、日本国内の司法の手続きは未確定であり、さらなる審理を期しています。残念ながら、本日の江氏の記者会見は、子供を守る配慮に欠けていました。日本国内の司法手続きについても、あたかも確定しているかのような誤解を与えつつ、一方的な主張を繰り返していました」(原文ママ、以下同じ)
 長男の引き渡しに応じる連絡がない、とする大渕弁護士の指摘には、担当弁護士を含めた全員が
メールで繋がり、連絡を拒否したことはないと反論した。
「子どもの仮の引き渡しは、お子さんの状態、意思、福祉、最善の利益を考慮して慎重に行わなければならないものです。江氏の側から福原氏に対しては、お子さんに配慮をした具体的な提案は全くなく、突然、このような記者会見が行われたことに大変に驚いています(中略)いつ引き取りたいということも伺ったことがありません」

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