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銀行詐欺罪で起訴された水原一平容疑者が出廷を前に警察へ出頭した(写真・AP/アフロ)
銀行詐欺罪で起訴された水原一平容疑者が出廷を前に警察へ出頭した(写真・AP/アフロ)

「水原元通訳は病的なギャンブラーだった」渦中の違法ブックメーカー代理人弁護士が証言…借金が6億8000万円に膨らむまで賭けさせたのは「大谷翔平の親友だったから」

 ドジャースの大谷翔平(29)の元専属通訳である水原一平氏(39)が違法賭博の借金を返済するために大谷の銀行口座から窃盗を働いたという疑惑でチームを解雇された問題で新たな情報が次々と明らかになっている。ワシントンポスト紙は、水原氏が取引をしていた違法なブックメーカーを運営していて現在捜査対象となっているマシュー・ボウヤー氏(48)の特集記事を組み、ボウヤー氏の代理人弁護士は「水原氏は病的なギャンブラーだった」と証言。またスポーツ専門局「ESPN」は水原氏とボウヤー氏が知り合ったとされるサンディエゴのチームホテルのポーカーゲームカジノに大谷と仲の良かった元エンゼルスのデビッド・フレッチャー内野手(29、現在ブレーブス傘下マイナー)が出入りし、ボウヤー氏と同じ場にいたという情報を伝えた。違法賭博の闇は深まるばかりだ。

 大谷の親友デビッド・フレッチャーが違法ブックメーカーの知人

 

 全米のメディアは”一平スキャンダル”を大きく取り上げ、ワシントンポスト紙は、水原氏をギャンブル地獄に引き込んだボウヤー氏について「破産した人間がMLBスキャンダルの中心でブックメーカーになった経緯」との記事を掲載した。
 同紙はボウヤー氏の代理人弁護士であるダイアン・バス氏をインタビュー。バス氏は銀行の取引記録に大谷翔平の名前が残っているにもかかわらず「賭けをしたのは大谷ではなく通訳である」と繰り返した。
「彼は大谷と話したことも会ったこともメールをしたこともない。彼が会ったり、話したり、メールをしたりしたのは、一平だけだった」
 ボウヤー氏の違法ブックメーカーの顧客に「知っているようなアスリートはいなかった」という。
 ESPNは、水原氏が2021年にサンディエゴのポーカーゲームカジノでボウヤー氏と知り合い、野球以外のスポーツ賭博に興じるようになり、2022年末に借金は100万ドル(約1億5100万円)に膨れあがり、最終的に少なくとも450万ドル(約6億8000万円)に達したと伝えているが、バス氏は、その金額を認めなかった。
 同紙が「なぜボウヤー氏は6桁以下(1500万円、エンゼルス時代の水原氏の年俸は8万5000ドル=約1280万円)の通訳者にそんなに賭けをクレジット(後払い)で認めたのか?」と質問するとバス氏は「彼は大谷の親友だったからだ」と答えた。
 大谷のエンゼルス時代2023年の年俸は3000万ドル(約45億3000万円)あり、水原氏が、単なる通訳ではなく、運転手やトレーニングパートナーを務めるなど、公私共に付き合いの深い大谷の親友だったため、その大谷の経済力を見込んで、いくら借金が膨らんでも賭けをやらせ続けたようだ。
 また1月の段階でESPNの取材を受けたバス氏は、連邦検察に電話連絡をしたが、ボウヤー氏の捜査に乗り出している検察側は「大谷氏の責任を追及することに少しも関心を示さなかった」という。
 そしてバス氏は水原氏を「病的なギャンブラーだった」と証言した。
 水原氏は、ESPNが19日に電話でインタビュー取材をした際に「ギャンブルは苦手だ。一度も勝ったことがない。つまり自分で穴を掘ってしまい、その穴はどんどん大きくなり、そこから抜け出すためには、もっと大きな賭けをしなければならず、負け続けてしまった。雪だるま式に」と説明していた。
 韓国で行われた開幕戦の後にクラブハウスで行われた緊急ミーテイングで「私はギャンブル依存症です」と告白している。

 

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