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すべてが発覚する前の韓国の開幕シリーズでの大谷と水原容疑者(写真・AP/アフロ)
すべてが発覚する前の韓国の開幕シリーズでの大谷と水原容疑者(写真・AP/アフロ)

レッドソックスが緊急声明「水原一平氏を雇用したことも岡島秀樹氏の通訳を務めたこともない」…過剰報道が続くことの余波

 岡島氏は、キャンプイン1日前にフィジカルテストに問題が見つかったことで「クビになり、水原氏も一緒にクビになった」が、キャンプ地のフロリダ州タンパに残り、自主トレを続け、水原氏も1週間トレーニングをサポートしている。水原氏は大谷のキャッチボールの相手も務めるが、その当時は、まだ「野球は上手くなく」バスケットシューズで登場するほどで、岡島氏はキャッチボールの相手は他の人に頼み、水原氏には、自主トレ風景を動画におさめブログにアップする役割をお願いしたという。結果、その動画を見たソフトバンクから声がかかり、岡島氏はソフトバンクに入団。水原氏は、日ハムの通訳募集に応募して採用されることになった。
 またNBCがスッパ抜いたカリフォルニア大リバーサイド校に在籍歴がないという経歴詐称疑惑についても「ジ・アスレチック」は再度、同校の広報に確認。
「私たちの大学の記録には、水原一平という名前の学生が通っていたことは示されていません」とのコメントを引き出している。同大学は、水原氏が別名で通っていた可能性や、似たような名前の人物が通っていた可能性についての質問には答えず、大谷氏の代理人事務所もコメントを控えた。
 水原氏の経歴にまで注目が集まる理由は、違法なスポーツ賭博で膨らんだ450万ドル(約6億8000万円)もの借金を「大谷に肩代わりしてもらった」と、ESPNに答えた発言を翌日に撤回、大谷の弁護団が「口座から窃盗にあった」との声明を発表し、水原氏がドジャースを解雇になるなど、今回のスキャンダルに疑問点や矛盾点が多いからだろう。ドジャースは28日(日本時間29日)の本拠地開幕に備えて、24日(日本時間25日)にドジャースタジアムでエンゼルスとのオープン戦を行う。

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