来年2月に名古屋で井上尚弥vsジェシー”バム“ロドリゲスをメインに「リヤドシーズン」日本大会開催計画…実現すれば推定ファイトマネー50億円マッチに…キーマンのサウジ総合娯楽庁長官が来場
井上もバムとの対戦を熱望していることをほのめかしていた。4月6日に中谷戦に向けてのコラボイベントとして初のTikToK ライブを行い、こう注目発言を行った。
「フェザー級が最終チャレンジかなと。スーパーバンタム(級)は残すところ中谷戦と、まあもうひとつくらいかな。(相手は)噂されてはいないですが、ひとつやりたいなと思っている試合(がある)。それが終われば、ラストの挑戦でフェザー級」
井上は名前こそ出さなかったが、それはバムしか思い当たるボクサーはいなかった。しかもバムとプロモート契約を結ぶマッチルーム社のエディ・ハーン会長は「すでに殿下(アルシェイク長官)と(井上尚弥戦に向けての)初期段階の交渉をスタートしている。その試合は避けられない。ボクシング界でも最大級の試合の一つとなる」と明かしていた。
バムはバルガスに勝ち、3階級制覇を達成すると、その後もう一度階級をスーパーフライ級に戻して6月6日に日本の愛知県国際展示場で行われるIBF世界スーパーフライ級王者のバリド・ガルシア(メキシコ)とアンドリュー・モロニー(豪州)の勝者と4団体統一戦を戦い、井上に並ぶ箔をつけてから井上戦に挑む計画だという。
そして「リヤドシーズン」は、このビッグマッチに臨む井上に推定50億円のファイトマネーを用意しているという。
井上は、試合後の会見でも今後については「白紙」を強調した。だが、夢のような舞台で、しかも相手がパウンド・フォー・パウンドランキングの4位にいるスーパーバンタム級で、最後に残る大物のバムであれば、断る理由はないだろう。井上はこの「リヤドシーズン」日本大会のバム戦を最後にスーパーバンタム級を卒業。来年の夏には、日本人初となる5階級制覇への挑戦となるフェザー級へとシフトすることになる。
井上は試合後会見でこう語っている。
「僕のボクシング人生はここがゴールではない。まだまだ伝説を作っていける」
モンスター伝説はまだ序章だ。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

