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引退騒動のレッドブルのフェルスタッペンがマイアミGPで5位入賞(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
引退騒動のレッドブルのフェルスタッペンがマイアミGPで5位入賞(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「信じられないほど状況が好転。解決策を見つけた」F1マイアミGPで引退騒動のレッドブル、フェルスタッペンがスピンのトラブルを乗り越えての5位入賞で復調気配!

 F1の今季第4戦、マイアミGPの決勝が3日(日本時間4日)、米フロリダ州のマイアミインターナショナルオートドロームで行われ、開幕から不振が続くレッドブルのマックス・フェルスタッペン(28、オランダ)が今季最高の5位入賞を果たした。2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、スタート直後のスピンで10位に後退。しかし、雨が降らないと見越して7周目で行ったタイヤ交換が奏功して一時は表彰台圏内をキープする走りを見せた。日本GP後には今季限りでのF1引退を示唆するほど苛立っていた元世界王者はなぜ復活の兆しを見せているのか。

 

レッドブルのフェルスタッペンに復調気配だ(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

 2番手スタートだったが…

 チェッカーフラッグを受ける直前にドラマが起こった。
 5番手を激しく争っていたメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)の後塵を拝したフェルスタッペンが、6番手で決勝の57周を終えると思われた直後。4番手だったフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)のマシンがスピンし、ラッセルとフェルスタッペンに立て続けにオーバーテイクされた。
 5位でフィニッシュしたフェルスタッペンは、開幕戦の豪州GPの6位を上回る今季最高位をマーク。前日の公式予選で獲得した2番グリッドから順位を下げたが、それでもF1公式サイトで「ドライバー・オブ・ザ・デイ」に選出された。
 歴代初となる初優勝から3戦連続でポールトゥウィンの快挙を達成した、メルセデスのキミ・アンドレア・アントネッティ(イタリア)の18.3%を大きく上回る26.3%を獲得したフェルスタッペンについて、同サイトは次のように言及した。
「2番手スタートから5位でチェッカーを受けるのは良い結果とは言えないし、フェルスタッペン自身はレースの結果に満足していないかもしれないが、最後まで全力を尽くした彼の走りは観客を最も楽しませてくれた」
 スタート直後に生じた混戦でマシンコントロールをミスし、スピンを喫したフェルスタッペンは2番手から10番手へと順位を大きく落とした。
 F1公式サイトで公開されたセッション後のフラッシュインタビューで、フェルスタッペンは痛恨のスピンをこう振り返っている。
「ターン2であれが起きたのはもちろん残念だったよ。リアが滑ってしまい、360度のスピンを喫した中で何とかダメージを最小限に抑えられたと思っている」
 さらにレッドブルのアイッザック・ハジャー(フランス)、そしてアルピーヌのピエール・ガスリー(同)が相次いでクラッシュし、セーフティカーが導入された7周目には早くもピットイン。スタート時のミディアムタイヤをハードタイヤに交換した。
 ある意味でこれは大きな賭けだった。
 荒天予報を受けてスタートが3時間繰り上げられたマイアミGP決勝は、さらにレース中盤で大雨が降ると見られていた。これを受けてハジャーを除いた21台がミディアムタイヤでスタートした中で、フェルスタッペン陣営は雨雲がマイアミインターナショナルオートドローム上空を通過しないと他に先駆けて判断した。

 

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