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大谷翔平が古巣エンゼルスのメンバーにアイコンタクトで挨拶(写真・AP/アフロ)
大谷翔平が古巣エンゼルスのメンバーにアイコンタクトで挨拶(写真・AP/アフロ)

“カナダのイチロー”が大谷翔平の不振理由をズバッと分析!「わずかなズレ。高め、外角球を引き付けて打てていない」「投手の最高成績の責任感が影響か」…通算200本二塁打が改善の兆候

 大谷は、現在、投手としては、3勝2敗、防御率0.82で両リーグのトップに躍り出ているが、開幕からローテーでフル回転し、しかも好成績を残している状況が、打撃に負担をかけているのではないかとの見方をしている。ロバーツ監督と同じ見解だ。
 MLB公式サイトによると、大谷の今季の打球は53.7%が引っ張りで昨年の43.2%、通算の40%から大幅に増加している。逆にセンター方向への打球は25.9%に減少し通算の35.5%から大きく落ち込んでいる。ボット氏の指摘の通り、引き付けて逆方向へという打撃ができていない。
「私は打撃コーチではないが、打球には直線的な軌道を作りたい。引っ張りであっても同じだ。トップスピンのかかった打球や巻き込むような打球は見たくない。なぜならそれはボールに対して正確にミートできていないからだ。センターから左中間、センター、右中間へと、しっかりと打球を弾き返す感覚があるとコンタクト時にバランスが取れていると感じられるし、バットの芯とボールの芯がしっかり合っていると実感できる。我々が彼に求めているのはそのコントロールなんだ」
 そしてこう続けた。
「何か大きな問題があるわけではなく、わずかなターゲティングの問題に過ぎない。彼はタイミングの取り方が少し体に近すぎるんだと思う。高めの球、特に外角高めの球を支配し始めれば、より深いゾーンで引き付けて打てるようになる」
 ただ大谷は15.1%という高い四球率をキープしている。
 ボット氏は「もし四球を選べていなかったり、打率を上回るような出塁率を維持できていなかったら、もっと心配していたよ」と付け加えた。この日の大谷はシンカーを引き付けて逆方向へ二塁打を放った。
 米サイト「ジ・アスレチック」のファビアン・アーダヤ記者も「スイングが改善されている。速球をじっくり待って逆方向に打ち返し左翼の助けもあって二塁打になった」とXに投稿した。ボット氏が指摘した問題点を改善しつつある。さらに四球も選び、5打席で2度出塁した。
 ボット氏はこうも予告していた。
「突然長打率が.500や.550を超え、OPSも.950や1.000の領域に入る可能性がある。ここ数年の彼は、1カ月で3勝分(WAR)を稼ぐような選手だったと思う。今年も2そういう月をいくつか作り上げ、歴代屈指のシーズンを完成させる可能性があると思う。シーズン終了までを見るのが本当に楽しみだよ」
 大谷の大爆発も近いのかもしれない。

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