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巨人の超大物OBが阿部前監督の復帰にエールを送った(写真・スポーツ報知/アフロ)
巨人の超大物OBが阿部前監督の復帰にエールを送った(写真・スポーツ報知/アフロ)

「阿部にもう一度ユニホームを着るチャンスを与えていい」巨人超大物OBが辞任した阿部前監督の「復帰を願う」13万筆の署名を受けて緊急提言…「暴力はいかんが当たり前の親子の躾だ」

 2001年に家庭内暴力に関する通称「DV防止法」が成立し、2024年には罰則規定がさらに厳しく改正されるなど、これまで夫婦喧嘩や親子喧嘩で片づけられてきた家庭内暴力が見過ごされることはなくなった。弱者の保護のための当然の法律であり家庭内暴力は決して肯定されるものではない。
 広岡氏は、その時代の流れを理解した上で「いちいち警察が介入してきたら、家庭内での教育が成り立たなくなる」との持論を展開させた。
 実際のところ現場に様子はどうだったのか、なぜ警察が緊急性を要する現行犯逮捕をしたのかなどの状況は明らかになっていない。
 その上で広岡氏は阿部前監督の”今後”についてこう主張した。
「”紳士たれ”の伝統ある巨人軍において阿部の行動は許されるものではない。逮捕されて新聞沙汰になっては救いようはない。彼も語っていたが、辞任するのは仕方がない。だが、未来永劫、野球界から追放されるわけではない。ちょうどいい勉強の機会だととらえればいい。アメリカへ行け。マイナー組織を見てどう育成しているかを見てくればいい。子供への接し方も含めて、今の選手との向き合い方を学べばいい。そしてもっとクールになれ。ただ1年や2年で”はい、次の監督”というわけにはいかないだろう。その次の次の監督として復帰するつもりで勉強しなさい。今までと違った阿部監督に生まれ変わって戻ってくればいい」
 広岡氏はそう温かく力説した。
 そして後を受け継いだ橋上秀樹監督代行と、阿部前監督にチャンスをもらった若手など残されたメンバーに檄を飛ばす。
「阿部は若手の起用に我慢もしたし、ドライにダメだとすぐに烙印も押した。まだペナントレースは3分の1を過ぎたばかりだ。阿部に見出してもらった選手、共に戦ったベテランは、志半ばで去ることになった阿部への恩返しの思いも込めてプレーしてもらいたい」
 阿部前監督に呼ばれて、オイシックス監督から巨人に復帰し、今季からオフェンスチーフコーチとして一番側にいて支えていた橋上氏が監督代行として指揮を執り、ソフトバンクに1勝2敗、日ハムに2勝1敗と勝ち越して、ここまでは、5分の戦績。今週は、本拠地東京ドームに腰を落ち着けてオリックス、ロッテとの6連戦が待ち受けている。
(文責・駒沢悟/スポーツライター)

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