「ファンが『軽量級ビッグマッチを見てえ!』と思う試合をしなきゃならない」WBC世界Lフライ級王者の岩田翔吉が7.20両国V1戦を前に壮大モチベーションを明かす
これまで口にしてこなかったモチベーションがある。
公開練習の際に明かした「2人戦いたいボクサーがいる」という相手の正体だ。
WBA&WBO世界ミニマム級王者のコラーゾが、6月20日の防衛戦に成功したリング上で「DAZN」のインタビューに答え、階級を上げてこの岩田対バディージョの「勝者に挑みたい」と明かしたが、その発言を「めちゃくちゃ嬉しい」と受け止めた。
「軽量級でビッグマッチになる試合がやれる可能性が自分にある状況に感謝しつつ仕上げてきた。先のことまで考えて『その試合(コラーゾ戦)をめっちゃ見てえ』とファンが思うような試合をしなきゃならない。それがモチベーションだった。そういった意味で重要な試合。凄く楽しみですね」
コラーゾは15戦(12KO)無敗で、最軽量級でありながら、リング誌のパウンド・フォー・パウンドの9位にランキングされている“軽量級最強ボクサー”の一人。
岩田のモチベーションになっているもう一人は、昨年3月のWBO世界同級王座の初防衛戦で、テクニックと足で翻弄されて、前に出るも、つかまえ損ねてタイトルを失ったWBA&WBO同級2団体王者のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)だ。サンティアゴは、9月2日に横浜での防衛戦が決まっていて、ベルトの行方は定かではないが、岩田は、4月に後楽園で元WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(ワタナベ)を3-0判定で下した試合をリングサイドで観戦。
「眠気を誘う防衛」と王者の戦い方をこきおろした上で「うまいけれど強いと思ったことはない。オレが叩きのめす」と3団体統一戦を熱望していた。
コラーゾか、サンティアゴか、どちらと戦いたい?
「それは勝ってから言います。リング上で?(インタビュアーに)聞かれれば言います」
岩田はそれ以上は語らなかった。
夢を語る前に最強の指名挑戦者を倒さねばならない。明日19日の計量を経て、20日の両国ではトリプル世界戦のトップバッターとしてリングに上がる。

