「佐藤輝明はメッツにふさわしい選手には見えない」阪神サトテルにメッツ、ヤンキース、ドジャース、フィリーズが関心と米敏腕記者が報道もメッツ専門メディアは獲得に疑念?!
阪神の佐藤輝明(27)の今オフに獲得にメッツが関心を寄せて調査に乗り出していることが14日、明らかになった。ニューヨーク・ポストの敏腕記者で知られるジョン・ヘイマン氏が報じたもの。一塁へのコンバートが条件になるという。またヤンキース、ドジャース、フィリーズも関心を示していることも明かした。一方で、この報道を受けてメッツの専門メディアは「メッツにふさわしい選手には見えない」と獲得への疑念を伝えた。ただ大前提として佐藤のメジャー挑戦はポスティングとなり阪神が認める必要があり何も決まっていない。
メッツ入団なら阪神で一度も経験なしの一塁へのコンバートが必要
真夏の量産体制に入ったサトテルにビッグなニュースが届いた。
「ニューヨーク・ポスト」の敏腕記者で知られるヘイマン氏が「メッツが佐藤に獲得に関心を示してスカウト活動を行っている」と報じた。
ただメッツはオフにFAでブルージェイズの三塁手ボー・ビシェットを3年、1億2600万ドル(約200億3000万円)の超大型契約で獲得している。ビシェットは今オフにオプトアウトする権限があるが、それを行使しない場合「佐藤を一塁にコンバートする必要がある」という。
ヘイマン記者によるとメッツがサトテルを評価したのはその長打力。昨年オフには村上宗隆の争奪戦にも参戦したが長期契約に応じることができず断念した。ホワイトソックスと契約した村上は、現在、打率.234、26本塁打、54打点、OPS.898の成績を残してオールスターゲームにも出場した。村上もメジャー挑戦と同時にチーム事情で三塁から一塁へコンバートされた。
ヘイマン記者の記事をフォローした米「ヘビー」は、佐藤がMVPに輝いた昨季に残した40本塁打、102打点び通算記録を紹介した上で「こうした数字を見れば分かるように、彼はリーグを代表する長距離打者であり、岡本和真(ブルージェイズ)や鈴木誠也(カブス)と比較してもそれほど遜色のない打者だ。鈴木と岡本は、ともにその長打力をMLBでもかなりうまく発揮している。メッツにとって、佐藤を獲得する価値は十分にあるかもしれない」と評価した。
またヘイマン記者は、メッツだけでなく、ヤンキース、ドジャース、フィリーズの資金力のある3チームも佐藤に関心を寄せていることを付け加えている。
だが一方で、メッツ専門メディアである「ライジングアップル」は、ヘイマン記者の一報を受けての否定的な分析記事を掲載した。
「なぜ佐藤輝明を巡るメッツの移籍報道はあまり筋が通っていないのか」との見出しを取り「彼はメッツが抱える問題への答えには思えない」と疑問を呈した。「27歳で主に三塁を守ってきた佐藤は興味深い選手だが、佐藤とメッツの相性は同じメーカーの恐竜パズルのピースと工事現場のパズルのピースを合わせようとしているようなものだ。チームが必要としている問題を解決するようには見えないし、佐藤がメッツの補強方針に合うタイプの選手にも見えない」と伝えた。
同メディアが獲得に疑問を呈する理由は、佐藤が阪神で過去に1試合も一塁を経験していないことと、佐藤が左打者である点。
「チームに左打者が多いのになぜ右打者を獲得しないのか」と訴えた。

