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正GKマルティネスのユベントス移籍が破談も鈴木彩艶のアストンヴィラ移籍に影響なし?!(写真:Eyepix Group/アフロ)
正GKマルティネスのユベントス移籍が破談も鈴木彩艶のアストンヴィラ移籍に影響なし?!(写真:Eyepix Group/アフロ)

なぜ?鈴木彩艶がPSG破談から急転アストン・ヴィラと約64億円で移籍合意した理由とは…「電撃的な動きはユベントスがヴィラ正GKアルゼンチン代表マルティネス獲得を再燃させたから」

 

 鈴木は浦和レッズ時代から、欧州5大リーグの中でも特にプレミアリーグへ憧憬の念を抱いてきた。ベテランの西川周作に次ぐセカンドキーパーとして研鑽を積みながらも、将来の壮大な夢として「プレミアリーグで活躍する最初の日本人ゴールキーパーになって、世界一を目指していきたい」と語っていた。
 しかし、7月上旬に届いたプレミアリーグのリーズとニューカッスルからのオファーには断りを入れたと報じられた。両チームともに今季のヨーロッパの戦いへ出場しないためだと言われていた中で、昨季はプレミアリーグで4位に入り、さらにUEFAヨーロッパリーグ(EL)を制覇。今季は各国の上位陣が集う最高峰の舞台であるCLにも出場するヴィラは、成長を遂げていく上で理想的な環境と言っていい。
 英国の公共放送局『BBC』も、顕在化したヴィラの動きをこう伝えた。
「ヴィラはパルマの日本代表ゴールキーパー、鈴木の獲得に大きく近づいていて、その結果としてマルティネスの将来が不透明になっている」
 最終的には2020-21シーズンからヴィラのゴールマウスを守ってきたマルティネスの動向次第となる。それでも、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリシオ・ロマーノ氏は自身のX(旧ツイッター)へこんな見通しを投稿した。
「ユベントスはマルティネスを獲得できるとポジティブにとらえている。最初の交渉からさらに上積みされた移籍金は、W杯前に右手の薬指を骨折するトラブルに見舞われた彼に対する公正な解決策と見なされている。あとはヴィラ次第となる」
 同じくXを介して移籍情報を随時発信しているイタリア人ジャーナリストで、鈴木がリーズに断りを入れたとスクープしたニコロ・シラ氏もこう続いた。
「ヴィラは近日中に日本代表ゴールキーパーを本拠地バーミンガムへ移動させて、正式サインへ向けたメディカルチェックをすでに予定している」
 すべてが青写真通りに進めば、1874年に創設されたイングランドを代表する古豪クラブのひとつで、1992-93シーズンに新設されたプレミアリーグの初代メンバーにも名を連ねたヴィラの歴史上で、鈴木が初の日本人男子選手となる。
 本来ならば16日は、PSGが鈴木の正式サインへ向けたメディカルチェックを行う予定だった。しかし、交渉の最終段階で鈴木の代理人が常識を上回る高額な手数料を要求。これがPSG側を激怒させ、欧州屈指のメガクラブへの移籍が破談となった想定外の展開から、今季のプレミアリーグで10人目の日本人選手が生まれようとしている。

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