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正GKマルティネスのユベントス移籍が破談も鈴木彩艶のアストンヴィラ移籍に影響なし?!(写真:Eyepix Group/アフロ)
正GKマルティネスのユベントス移籍が破談も鈴木彩艶のアストンヴィラ移籍に影響なし?!(写真:Eyepix Group/アフロ)

なぜ?鈴木彩艶がPSG破談から急転アストン・ヴィラと約64億円で移籍合意した理由とは…「電撃的な動きはユベントスがヴィラ正GKアルゼンチン代表マルティネス獲得を再燃させたから」

 サッカー日本代表の守護神・鈴木彩艶(23、パルマ)がプレミアリーグのアストン・ヴィラへ完全移籍することで合意に達したと複数の欧米メディアが16日に一斉に報じた。2031年6月末までの5年契約で、移籍金はボーナス込みで3500万ユーロ(約64億5000万円)。正式サインが間近だった欧州王者パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が破談になったのが前日15日。なぜ24時間も経たないうちに昨季のプレミアリーグで4位に入り、今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場する強豪との合意に至ったのか。

 アストン・ヴィラは2年間に渡って鈴木をマーク

 鈴木を巡る状況が24時間も経たないうちに急転した。
 正式サインへ向けたメディカルチェックの準備も進んでいた、欧州王者PSGへのステップアップ移籍がまさかの破談となったのが前日15日。状況が不透明になった鈴木の今季に関して、米国のスポーツ専門メディア『The Athletic』が16日に「GK鈴木の獲得に関してアストン・ヴィラとパルマが合意に達した」と伝えた。
「ヴィラへの移籍を望む鈴木個人とも2031年6月末までの5年契約ですでに合意に達していて、移籍金は当初の3000万ユーロ(約55億3000万円)に500万ユーロ(約9億2000万円)のボーナスが加えられた3500万ユーロ(約64億5000万円)。ヴィラは2年間に渡って鈴木をチェックしていて、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが退団した場合、後任のトップターゲットにすえてきた」
 W杯の北中米大会でリオネル・メッシと共に準優勝した33歳のアルゼンチン代表GKマルティネスは、かねてからセリエAのクラブへの移籍を望んでいた。7月には、名門ユベントスが関心を示したが、提示された移籍金とヴィラが望む金額との間に大きな隔たりがあったため交渉は立ち消えとなっていた。
 ヴィラのスポーツディレクターを務めるダミアン・ビダガニー氏も2029年6月末まで契約を結んでいるマルティネスに関して「私たちはこの夏に彼を手放すつもりはない」と明言していた。しかしここにきて状況が大きく変わった。
 当初はPSGに完全移籍した鈴木を期限付き移籍で獲得する方針だったユベントスが、結論を先送りにし続けるPSGに対して激怒。交渉のテーブルから降りるとともに、再びマルティネスに接触してきたと前出の『The Athletic』が続ける。
「ヴィラはマルティネス獲得へ向けた新たなオファーをユベントスから提示されていて、当初の700万ユーロ(約12億9000万円)に300万ユーロ(約5億5000万円)を追加した最大1000万ユーロ(約18億4000万円)の移籍金を支払う用意が示されている。アルゼンチン代表GKを巡る評価額の差が縮まっている中で、ヴィラはPSGとの交渉が破談になったわずか数時間後に鈴木へ再び目を向けた」
 英国の大衆紙『The Sun』もパルマとヴィラ、そしてユベントスの思惑が絡み合う中で「新たな署名がなされようとしている」とこう伝えた。
「ヴィラのマルティネスは準優勝したW杯北中米大会後に長期の休養を取っている。ヴィラの監督ウナイ・エメリはPSGと対戦した先週の欧州スーパー杯で、元オランダ代表のGKマルコ・ビゾットを起用して敗れている。マルティネスの練習復帰が17日にも予定されている中で、ヴィラは新たなファーストキーパーの獲得を検討してPSGと同額の移籍金をパルマへ提示した。電撃的と言っていい動きは、ユベントスがマルティネスへの関心を再燃させた結果として起こった。これにより、ヴィラは開幕へ向けた最終準備の段階で長く追ってきた鈴木を獲得できるチャンスを得た」

 

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