「ハースが角田裕毅にオランダGP後に打診」F1インサイダーが報じた情報の真偽を巡って混乱…米専門メディアは「突飛な噂話にすぎない。割り引いて受け止めるべき情報」と疑問視
米専門メディア「MotorBiscuit」は、このリマッハ―氏の情報について「大いに割り引いて受け取るべき情報」との中見出しを取り、こう解説した。
「ファンが角田をハースのレーシングスーツ姿に合成した画像を作り始める前にこの噂については極めて慎重に受け止める必要がある。現段階では、ハースが角田に正式に接触したという具体的な証拠はまったくなく、F1パドックからの公式な確認も一切ない。さらに、この噂の情報源であるマーク・リマッハ―氏は、最近、Xのアカウント上で、裏付けのないパドック内の噂話を広めているとして、複数のF1ジャーナリストやチームから反感を買っている」
そしてこう続けた。
「F1関係者は最近、この種のSNSアカウントについて、確認可能な情報源をまったく示さないまま、完全に捏造された筋書きを煽っているとして批判している。そしてリマッハ―氏が最近投稿した内容についても、誤りであり、根拠のないものだと指摘している。信頼できるジャーナリスト、あるいはチーム自身が見解を示すまでは、これは『シリーシーズン(移籍などの噂が飛び交う時期)』に出てきた、かなり突飛な噂話にすぎない」
ただこうも付け加えた。
「もし本当にオコンがシートを失う候補になっているのであれば、現在の角田の好調なパフォーマンスを考えると、角田は間違いなく魅力的な獲得候補となる」
レッドブルのアイザック・ハジャーの故障欠場により“姉妹チーム”レーシングブルズのリアム・リーソンがレッドブルに昇格。テストドライバー兼リザーバーだった角田がレーシングブルズで電撃参戦のチャンスをもらい、オランダGPで11位、イタリアGPで10位入賞するなど、存在感を見せつけた。そのアピールの成功が情報を錯綜させた原因なのだろう。角田はハジャーの左手首骨折の回復が遅れているため、スペインGPで3戦連続の参戦が決定した。ここでさらなるアピールにつながる走りを見せれば、リマッハ―氏の報じた「電撃打診」の情報の真偽がよりハッキリとするのかもしれない。

