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ハジャーの復帰で角田裕毅の今季F1は終了…来季F1復帰のアピールの場はなくなった(Getty Images / Red Bull Content Pool)
ハジャーの復帰で角田裕毅の今季F1は終了…来季F1復帰のアピールの場はなくなった(Getty Images / Red Bull Content Pool)

「角田裕毅はスポット参戦の3戦で衝撃は与えなかった」ハジャー復帰で”今季終了”の角田に突きつけられた厳しい現実…来季F1の残されたシートは7つだが…もうアピール機会はなし

 レーシングブルズから3戦連続でスポット参戦していた角田裕毅(26)が、24日開幕の次戦アゼルバイジャンGPに出場しないことが正式に決まった。左手首の負傷で欠場が続いていたレッドブルのアイザック・ハジャー(21、フランス)の4戦ぶりの復帰が22日に公式発表されたことに伴うもの。レッドブル及びレーシングブルズのリザーブ兼テストドライバーへ戻る角田に対して、英国メディアの『THE RACE』は「衝撃は与えなかった」と来季のF1復帰は厳しいとする見解を示した。

 レーシングブルズは代役を務めた角田への感謝を表明

 来季へ向けた角田のアピールが正式に終焉を迎えた。
 レッドブルは22日にチームの公式X(旧ツイッター)を更新し、左手首を骨折して欠場が続いていたハジャーが、24日開幕の次戦アゼルバイジャンGPで4戦ぶりに復帰すると公式発表した。これに伴い、ハジャーに代わってレッドブルへ一時的に昇格していたリアム・ローソン(ニュージーランド)がレーシングブルズへ復帰。ローソンのシートを埋めていた角田が両チームのリザーブ兼テストドライバーへ戻る。
 レーシングブルズもチームの公式Xを更新。ローソンの復帰を歓迎するとともに、ローソンの穴を埋めた角田へ感謝のメッセージを伝えている。
「過去3戦で代役を務めてくれた裕毅に心から感謝します。チームのためにすべてを捧げて、とても貴重なポイントを獲得してくれました」
 ハジャーはサマーブレイク中のボクシングトレーニングで左手首を骨折。ブレイク明けの今季第12戦のオランダGPからグループ内での“玉突き人事”が急きょスタートし、今季初参戦を果たした角田はオランダGPで11位、イタリアGPで10位入賞、前戦のスペインGPでは14位という結果を残した。
 英国のモータースポーツ専門メディア『THE RACE』は「すべてのレッドブルドライバーの立ち位置」として、ハジャーが欠場した3戦で各ドライバーが残した結果を総括。角田に関しては「今でも信頼できる得点者だ」と、イタリアGPでレーシングブルズにもたらした1ポイントにまず言及した。
「角田はモンツァにおいて、公式予選1回目(Q1)で敗退を喫した失望と不安定なグリッドに見舞われたスタート直後の混乱にもかかわらず、復帰2戦目で初めてポイントを獲得した。レッドブルの姉妹チームで2021年以降の4シーズンに渡って示したように、マシンへの適応が早く、しっかりとポイントを稼げる能力があるドライバーだとあらためて証明した。しかし、マドリンクではスタート直後に負ったマシンダメージもあり、2戦連続でポイントを獲得できるチャンスが潰えてしまった」
 同メディアは見せ場もないまま、14位でチェッカーフラッグを受けたスペインGPの角田を「マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして、最後まで苦戦した昨季とほとんど変わらなかった」と厳しく評価した上でこう続けた。
「角田は理想的なリザーブドライバーであることを十分に証明した。同時に『このドライバーを、リザーブのままにしておくのはもったいない』と思わせるほどの衝撃は与えなかった。マドリンクでのレース後に『全力を尽くしたし、後悔することは何もない』と語った角田にとって、通算114回目のスタートとなったマドリンクでの決勝がF1における最後のキャリアになるとしても、フェルスタッペンから遠く離れた位置にいた昨季よりも、はるかに彼にふさわしい結末になったと言っていい」

 

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