なぜなんだ?ドジャースに屈したブレーブスの痛恨落球と采配ミス…なぜワイス監督は好投マーリーを7回途中に85球で降板させたのか…「投球の限界に近づいていたと感じた」が裏目
ドジャースが7日(日本時間8日)、敵地アトランタでのブレーブスとのリーグ地区シリーズ第4戦に4-1で逆転勝利し、3勝1敗で3年連続18度目のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。ブレーブスは2回一死三塁でショートのマウリシオ・デュポン(32)がまさかの落球で同点を許して、7回途中に好投の先発、タイラー・マーリー(32)を85球で降板させた継投が裏目に出て勝ち越しを許した。
前日にホームランキャッチのデュポンがまさかの落球
アトランタのトゥルイスト・パークが静まり返った。
2回だ。
先発のマーリーは一死から「4番・DH」に打順が変わって先発出場していた大谷翔平に四球を与え、テオスカー・ヘルナンデスを三振に仕留めるも、そこで盗塁を決められ捕手の送球がそれる間に三進を許した。
初回にドジャースのバッテリーエラーで先制点を奪いとっていたブレーブスは、もう前進守備を敷いた。異例の戦術だ。
ここでマックス・マンシーを内野フライに打ち取ったかに見えた。だが十分に追いつき、落下地点で待ち受けていたショートのデュポンがグラブの土手に当ててまさかの落球。大谷はそれを確認するやホームへ滑り込んだ。アストロズ時代にユーティリティ部門で2023年、2025年と2度、ゴールドグラブ賞を受賞している名手。第3戦ではレフトを守りフレディ・フリーマンのホームラン性の打球をジャンプ一番つかみ取っている。そのデュポンが「負けたら終わり」の一戦で痛恨のミスをやらかした。
まだ同点だったが今度はベンチワークに采配ミスが起きる。
6回までドジャース打線をわずか2安打1失点に封じ込んでいたマーリーが7回に先頭の大谷をセカンドゴロに打ち取り、続くテオスカーにライト前ヒットを許すと、ウォルト・ワイス監督は、また85球だったマーリーからディディエ・フェンテスに交代を告げたのだ。ベンチではマーリー納得のいかない表情を浮かべていた。
だが、この交代が裏目に出る。マンシーを二塁ゴロに打ち取るも、代打の新星ホスウェイ・デパウラ、カイル・タッカーに連続四球を与えて二死満塁としてしまったのだ。9番打者のアンディ・パヘスを迎えてワイス監督は、さらに元阪神で昨季までパドレスの守護神を務めていたロナルド・スアレスにスイッチした。
だが、スアレスはフルカウントからインローに投じた160キロのストレートをパヘスにセンター前へ弾き返された。走者がスタートを切っていて二者が生還。1-3と勝ち越しを許した。
結局、この2点が重くのしかかった。9回にはマンシーにシリーズ3本目となる特大の一発を許した。最後の攻撃も、ドジャースの復活した守護神エドウィン・ディアスの前に三者凡退に終わりブレーブスのプレーオフの戦いは終幕を迎えた。
なぜワイス監督はマーリーを続投させなかったのか。
映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」によると、試合後会見で、その質問が飛び、こう答えた。

