爆弾発言!「こっちがチャンピオン。フェザー級(挑戦を)考える方向でいっている」来年3月の井上尚弥戦にバム陣営の煮え切らない態度に大橋会長が“緊急リングサイド会談”行いついにキレる?
プロボクシングの井上尚弥(33、大橋)と来年3月に東京ドームで対戦する計画が持ち上がっている3階級制覇王者でWBA世界バンタム級スーパー王者のジェシー“バム”ロドリゲス(26、米国)の陣営が再び12月にWBO世界同級王者のクリスチャン・メディナ(26、メキシコ)との統一戦の強行をほのめかしたことで大橋秀行会長(61)が「こっちがチャンピオン。フェザー級を考える方向でいっている」との爆弾発言を行った。世紀のビッグマッチの行方はどうなる?
「挑戦を受けるより挑戦したいのが第一の希望」
来年3月に東京ドームで計画されているモンスターとのビッグマッチについてバム陣営がまた煮え切らない姿勢を示した。
バムを指導しているロバート・ガルシアトレーナーが米「プロボックスTV」のインタビューに答えたもので、12月のWBO世界バンタム級王者のメディナとの対戦計画が、まだ消滅していないことを伝えたのだ。
「計画としては今でもバムに年末に(メディナと)試合をさせるつもりだ。エディ(・ハーン、マッチルーム代表)とは話をした。今週中には井上についてもっと詳しいことが分かるはずだ。もし(井上戦が)理にかなう話であれば間違いなく(井上戦を)検討するつもりだ。ただ、エディ(ハーン)と話し合っている計画としては、これまでの予定通りの試合(12月か1月にメディナ戦)を続けることだ。しかし、その試合が井上との対戦に影響するのであれば取りやめることについても検討する。ただし井上戦が理にかなっていることが条件だ」
いまだグジグジしている。12月にメディナ戦を強行すればスケジュール的に来年3月の井上戦は難しい。モンスターとのビッグマッチを実現するには、もうメディナ戦は挟まずダイレクトにやるしかない。
大橋会長も堪忍袋の緒が切れかけている。
この日、井上尚弥と並んで後楽園ホールのリングサイドで「フェニックスバトル163」の戦いを見守った大橋会長は、その間にバム戦について緊急会談を持ったことを明かした上で、こう語った。
「さっきも(井上尚弥と)話した。挑戦を受けるより、挑戦したいのが第一の希望。フェザー級を考える方向にいっています、あんまり待たされちゃうとね。こっちがチャンピオン。本人は、挑戦することにモチベーションと魅力を感じている。(年末の)サウジアラビアでも(この話が)あった。フェザー級に挑戦したいと」
バム陣営が引き延ばしている決断をもうこれ以上待つつもりはなく、フェザー級転向に舵を切るという姿勢を示した。井上尚弥も、これまで「「僕はバムにこだわっているわけじゃない。(バムが)もう少しバンタムでやりたいなら、フェザー挑戦を考えている。記事でも出ているが来年2月あたりにできるならやります。そこを越えて延び延びになるなら、バムにこだわる必要はない。自分の道を進む」とコメントしており、日本人初となる5階級制覇への挑戦意欲が相当強い。
5月に東京ドームで行われた中谷潤人(M.T)とのスーパーマッチも、一時、フェザー級への挑戦に切り替えられる可能性があったほど。昨年12月にサウジアラビアで行われたビッグイベントで、アラン・ピカソ(メキシコ)と対戦した井上が、現地で試合前にフェザー級挑戦の話を持ち出してメディアを騒然とさせたことがあった。大橋会長が「サウジアラビアでも…」と言ったのはそのことだ。
大橋会長は決断の時期を迫っていることを示唆しでこう繰り返した。
「あともうちょっとでハッキリ答えが出る、フェザーも視野に入れている。そういう流れ(12月にメディナ戦)になるなら。こっちはリヤドと話をしているんで」

