爆弾発言!「こっちがチャンピオン。フェザー級(挑戦)を考える方向にいっている」来年3月の井上尚弥戦にバム陣営の煮え切らない態度に大橋会長が“緊急リングサイド会談”行いついにキレる?
ガルシアトレーナーは、井上陣営から連絡がないことを何度も強調しているが、それは筋が違う。今回の試合は、サウジアラビアの「リヤドシーズン」の日本大会として計画されているもので、プロモーターは大橋ジムではない。つまりバムが契約しているエディ・ハーンが代表のマッチルームを含めたバム陣営と井上陣営が直接交渉するのではなく、「リヤドシーズン」がそれぞれの陣営と交渉して話をまとめるのが筋なのだ。
そういう仕組みを理解しているはずのガルシアトレーナーがあえて、ファンの誤解を招くような発言を繰り返すことも井上陣営の不信感につながっている。
ただこのタイミングで、来年3月にフェザー級に挑戦することになった場合、肉体改造も含めた準備は間に合うのか。もう4か月強しかない。
それでも大橋会長は「(フェザー級の準備は)大丈夫です」と明言した。
フェザー級に現在3人いる王者のうち“ラスボス”と評価されている1m85と異例の長身のWBO世界同級王者、ラファエル・エスピノサ(メキシコ)は現地時間31日にサウジアラビアでの「リヤドシーズン」のメキシコ対世界選抜の興行に抜擢されて5度目の防衛戦を行う。相手が同級1位のロレンソ・パーラ(ベネズエラ)から同級15位のリカルド・ブランドン(ニカラグア)に変更され、防衛が濃厚となっており、「リヤドシーズン」側も、いつでも井上対バム戦を井上対エスピノサ戦に切り替える準備ができているという見方もできる。
ただ一方で、ガルシアトレーナーは、米「ボクシング・シーン」のインタビューでは、こうもコメントしている。
「彼(バム)は次の試合(メディナ戦)のことを考えているんじゃない。井上のことを考えているんだ。体は大きくなってきているし、自信もついてきている。パンチ力もどんどん向上している。週末までには、井上について何か分かるだろう。話をまとめるつもりだ。計画としては、年末に(メディナと)試合をすることを想定して、引き続き準備を進めることだ。ただ井上との対戦に直接進むことになるなら、もちろん検討する。バム自身は、この試合(井上戦)を望んでいるんだ。彼と父親が一緒になって私にこう言ってきた。『この試合を実現させてくれ。俺なら彼に勝てると分かっている』とね」
大橋会長も「余計なことを言っちゃうんで、今日はこの辺で」と、話を打ち切った後に、ポツリとこう漏らした。
「心はひとつ」
それは井上尚弥と大橋会長の考えが一緒であるということを示しているのか。それとも、バムとのスーパーマッチの実現のことを示しているのか。筆者は井上対バム戦が実現すると踏んでいるが、まもなくファイナルアンサーが下されることになる。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

