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アマ49戦無敗の「THE KING」藤木勇我がプロ転向&大橋ジム入りを表明(写真・山口裕朗)
アマ49戦無敗の「THE KING」藤木勇我がプロ転向&大橋ジム入りを表明(写真・山口裕朗)

もう伝説!「元2団体統一王者をダウン寸前」アマ49戦無敗”THE KING”藤木勇我がプロ転向…大橋会長「151年に一人の逸材。必ず中、重量級世界王者に」…6.10後楽園メインデビューか?

 アマ9冠、49戦無敗の戦績を持つ超大物。藤木勇我(18、興国高出)のプロ転向と大橋ジム入りの発表会見が27日、横浜市内のホテルで行われた。スーパーバンタム級の4団体統一王者、井上尚弥(32、大橋)に次ぐ世界的スターへの期待があり、「THE KING」と名付けた大橋秀行会長(60)は「151年の逸材。日本では難しいとされる、中、重量級の世界王者にしてみせる」と太鼓判を押した。すでにスパーでの伝説があり藤木も「無敗で世界王者になりたい」と意気込みを語った。4月13日に後楽園で公開プロテスト、デビュー戦は6月10日の後楽園で異例のメイン扱いが検討されている。

 

大橋会長は「151年に一人の逸材」と惚れ込んでいる(写真・山口裕朗)

 

 横浜の一流ホテルに設定された記者会見場は、まるでライブ会場のようにライトアップされ、スモークがたかれた。本物のリングアナがわざわざ用意されて呼び込み、この日のためにあつらえたという迷彩生地のスーツで藤木が登場し「Lemino」でライブ配信された。
 まだ配信時代ではなかった時代にプロ転向を表明した井上尚弥の会見は、後楽園飯店の一室で地味に行われた。
 期待度はすでにモンスター越えだ。
「文字通り日本の至宝。必ず世界王者にします」
 大橋会長はそう約束した。
「151年に一人の逸材。軽量級では井上尚弥が、ほとんどやりつくしたと言っても過言ではない。ここからは、村田諒太選手が(ミドル級で)世界を獲ったが、日本人にとっては難しいとされる、中、重量級。それができるのが藤木なんです」
 大橋会長は現役時代に鳴り物入りでプロ入りし、所属していたヨネクラジムの米倉健司会長に「150年に一人の天才」と命名された。大橋会長は、ユーモアを交えて、藤木をその自分を1年超える「151年に一人の逸材」と表現した。
 プロではスーパーフェザー級からスタートするが、まだ18歳で通常体重が66キロの藤木は、ライト級、スーパーライト級、ウェルター級にまで挑める可能性がある。
 本人は「フェザーで狙う可能性もあるし、まだあまり考えたことはない」と謙虚だが、まだ歴史上ウェルター級の日本人世界王者が誕生していないなど、中量級として扱われるカテゴリーにおいて藤木が勝負できる逸材だと、チャンピオンメーカーは踏んでいるのだ。
 さっそく付けられた愛称は「THE KING」。
 アマでは49戦無敗。U-19の世界選手権優勝などアマ9冠で、最後の試合となった昨年11月の全日本選手権では、ウエルター級(65キロ)で高校生で社会人や大学生を撃破して優勝を果たした。インターハイで一度だけダウン経験があるそうだが、逆転RSC勝利している。大橋会長は、その優勝、優勝の経歴に重ねて「THE KING」と命名した。
 藤木も「なんとかモンスターなのかなと思ったんですが、キングというのがしっくりきた。めちゃくちゃ気に入っている」と大歓迎で受け入れた。
 アマの日本ボクシング連盟の仲間達也会長は「ロス五輪を狙ってもらいたい逸材」という話をしていた。だが、藤木は2年後の五輪ではなくプロの道を選んだ。
「周りの人からは五輪と言われたが、自分の中ではなかった。憧れの井上尚弥さんの活躍を見ていて、早くここで戦いたかった」
 そして会見で何度もこの言葉を繰り返した。
「小さい頃からの夢。世界チャンプになることしか考えていない。ひとつも負けてはいけないのがプロ。無敗で世界王者になりたい」

 

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