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楽天が甲子園で阪神に完敗
楽天が甲子園で阪神に完敗

「楽天の監督、コーチは何を教えているんだ?」楽天が阪神に1―8完敗で前日の7点差逆転負けのショックを拭えず…守備陣の準備不足など「最下位から脱出できない理由」顕著に

 楽天が5日、甲子園での阪神戦に1-8で完敗した。前日に横浜DeNA戦で終盤に7点差をひっくり返される逆転負けを喫していたが、そのショックを拭えなかった。連敗で交流戦成績は2勝8敗で11位。走者の動きに無警戒だった守備陣の準備不足やバットスイングの鈍さなど、パ・リーグの最下位から脱出できない理由が顕著に表れた。

 阪神に足でかき回されて…

 楽天が勝てない。交流戦でパ・リーグ相手に苦しんでいる阪神に完敗した。41歳の先発岸は、4回まで無失点に抑えていたが、5回二死一、二塁で佐藤輝明にチェンジアップを右中間に運ばれるタイムリー二塁打を浴びて2点を先制された。
 楽天がパ・リーグの最下位を脱出できない理由を象徴的するシーンが6回にあった。2番手の渡辺翔太が、無死一塁で伏見を打席に迎えてカウント1-0からの2球目にエンドランを仕掛けられた。バッテリーは2球続けて牽制。走者の動きを警戒していたはいたが、高寺に完全にフォームを盗まれ、好スタートを切られていた。たまたま外角低めのボールゾーンへ投じたが、伏見がなんとかバットに当てて打球はショート正面のボテボテのゴロ。村松が懸命のランニングスローで、打者走者はアウトにし、浅村が三塁へワンバウンド送球したが、ヘッドスライディングを試みた高寺は余裕のタイミングでセーフだった。
 一死三塁となり楽天は前進守備を敷くも熊谷にセンター前へタイムリーを浴び、さらに熊谷に次打者の高橋の初球に完璧なスタートを切られて盗塁を許す。バッテリーは無警戒。伊藤光の送球はワンバウンドになりタッチもできなかった。高橋の二ゴロで二死三塁とされて黄金ルーキーの立石には、0-2と追い込みながらも3球勝負を仕掛けて甲子園初タイムリーをライト前へ弾き返された。これで0-4。さらに7回に集中打を浴びて4点を追加されて勝負は決した。
 現役時代にタイトル獲得経験のある評論家の一人は、この5回の楽天の守りを問題視した。
「クセでも出ていたのか。渡辺―伊藤のバッテリーは高寺、熊谷と続けて早すぎるくらいのスタートを切られていた。高寺は警戒していたが熊谷にはまったく無警戒だった。またエンドランの場面はショートの村林には、走者の動きを視野に入れて犠投で、高寺をアウトにするくらいの適応力を見せて欲しかったし、一塁手の浅村は、走者を三塁でアウトにする気で、もっと前で送球をさばき、送球に入る準備をしておかねばならなかった」

 

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