口論音声が中継に…「お前!審判について泣き言ばっかり言ってただろ?」「俺が何言った?」アルゼンチン38歳DFがスペイン主将ロドリと罵り合う…メッシら選手全員が異例の取材対応無し
サッカーW杯北中米大会の決勝が19日(日本時間20日)、ニューヨークで行われ、延長戦の末、スペインが1-0でアルゼンチンを下して4大会ぶり2度目の優勝を果たした。だが試合後にはピッチ上は険悪な雰囲気に包まれ、アルゼンチンのDFニコラス・オタメンディ(38)が試合前に挑発を行ったスペイン主将のロドリ(30)と激しい口論。またリオネル・メッシ(39)らアルゼンチンの選手は、誰も取材に応じないという異例の対応でスタジアムを去った。
決勝前のスペイン挑発が引き金
10人のアルゼンチンはスペインの猛攻に耐えきれなかった。後半48分にエンソ・フェルナンデスが、この日、2枚目のイエローで退場。数的不利となったアルゼンチンは、0-0で迎えた延長の後半すぐにフェラン・トーレスに左足で決勝点を叩き込まれ、連覇の夢ははかなく散った。
だが、試合中のスペインのラフプレーや態度に怒りが収まらなかったアルゼンチンの選手達は、試合後のピッチで暴れた。
後半から投入されていたレアンドロ・パレデスは、エリック・ガルシアにノド輪をかまして倒し仲裁に入ったカビの襟首をつかんで引きずり回した。リネオル・スカローニ監督が引き離したが、セレモニー終了後、パレデスは退場処分となった。
そして前半44分に負傷で立てなくなったリサンドロ・マルティネスに代わって交代出場していたベンフィカでプレーする38歳のベテランDFオタメンディはスペインの主将のロドリに詰め寄り、握手を無視して喧嘩を売り激しい口論となった。アルゼンチンメディア「RMCスポーツ」によると、現地の中継カメラがその音声を拾って2人の口論を内容を伝えていた。
オタメンディは「お前は1週間ずっと泣いていたじゃないか。お前と(アイメリク・)ラポルテ、2人ともだ。それはやるべきことじゃない。審判についてずっと泣き言を言っていただろ、友よ」
オタメンディは容赦なくロドリに詰め寄った。
ロドリは驚いたような表情を浮かべ、こう返した。
「何について? 何について言っているんだ?」
そこへスペインのFWミケル・オヤルサバルが近づき、オタメンティを落ち着かせようとしたが、完全に無視。ロドリは、リスペクトを求めて反論したが、オタメンディの怒りは収まらない。
「俺は敬意を持っている。でも、お前はそんな言い方をするべきじゃない。分かるか?」
それでもロドリは引かなかった。
「俺が何を言ったっていうんだ?」
オタメンディの怒りの理由は、決勝戦前にラポルテが発した発言だった。

