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エムバペが2ゴールで大会最多&通算最多記録でトップに立つも、その発言が批判された(写真・ロイター・アフロ)
エムバペが2ゴールで大会最多&通算最多記録でトップに立つも、その発言が批判された(写真・ロイター・アフロ)

「そんな説明に何の意味もない」“3決”で失態のフランス代表に批判殺到!エムバペの「人間だった」発言にも反発の声…デシャン監督に“反抗”し懲罰交代のシェルキに「酷かった」

 サッカーW杯北中米大会の3位決定戦が18日(日本時間19日)、米マイアミで行われ、フランスが前半だけで4点を奪われる失態を演じて後半に盛り返すも4-6でイングランドに敗れた。フランスは前戦から6人メンバーを若手に変えてきたが、抜擢を受けた一人のラヤン・シェルキ(22)が給水タイムでディディエ・デシャン監督(52)に反抗、後半から懲罰交代させられたが、その態度に非難が集中。また2得点でアルゼンチンのリオネル・メッシ(39)を今大会の最多得点及びW杯通算得点でも追い抜いたキリアン・エムバペ(27)の試合後発言にも批判の声が出るなど、逆風に包まれている。

 「選手たちは監督を見放していたのではないか」

 前半24分のハイドレーションブレイクを迎える段階で0-2と点差を広げられた。フランスメディア「RMCスポーツ」によるとスタンドの家族席にいたディシャンの妻と息子が相次いで席を立ったという。
 そしてその給水タイムに事件が起きた。
 デシャン監督は、この試合に準決勝のスペイン戦からディフェンスラインの4人を含む6人のメンバーを入れ替えて若手を抜擢していた。同メディアによると、その一人で、トップ下で起用されたシェルキがデシャン監督から「もっと前でプレーしろ」「縦へのプレーを意識しろ」と指示を受けたが明らかに不満げな態度を示して反抗。デシャン監督はシェルキに背を向け、マイケル・オリーズに声をかけた。
 さらにフランスは、点差を広げられて前半を終えて0-4。デシャン監督はハーフタイムでロッカールームに入るや否や声を荒らげた。
「試合に必要な要素をまったく示せてない」
「このような試合をしてはならない」
 試合後、オーレリアン・チュアメニはこう語っている。
「監督は本当に的確な言葉をかけてくれた。前半のような姿を見せることは許されなかった。監督は僕たち全員にプライドを持ち、自分たち本来のレベルでプレーしようと求めた。そしてそれは実際にピッチで表れたと思う」
 デシャン監督は、後半に入ると崩壊したディフェンスラインのイブラヒマ・コナテ、テオ・エルナンデス、ウスマン・デンベレに加えて、左サイドハーフのデジレ・ドゥエ、そして反抗したシェルキら4人をベンチへ下げた。
 その効果があり、エースのエムバペの2得点などで、立て続けに3点を奪い、1点差に詰め寄るも、PKを与えてブカヨ・サカに屈辱のハットトリックを献上。その後、1点を返すも最後はアディショナルタイムに後半34分から途中投入されたジュード・ベリンガムにダメ押しのゴールを奪われ4-6で敗れた。
 試合後、批判の声が殺到した。
 78歳の元フランス代表の重鎮であるジャン=ミシェル・ラルケ氏は、RMCの朝の情報番組「アナイス・マタン」で、デシャン監督に逆らって、後半に懲罰交代されたシェルキを「酷かった」と非難しこう続けた。
「選手たちは監督を見放していたのではないか。デシャン監督は必ずしも信頼に値しない人間たちを信じた。そしてその信頼は何一つ返ってこなかった」
 そして、スタメン抜擢を受けながら足を引っ張る形になった若手へ「情けない」と苦言を呈した。
「15年前にはアマチュアクラブでプレーしていたような選手たちが、ワールドカップの3位決定戦を戦うことを嫌がっていることに私は驚いた。この試合だって代表戦なんだ。こうした脇役の選手たちは、追試を受ける資格すらなかった。彼らは大きなことを言うが、何も成し遂げていない人間がトップになれるはずがない。そんな考え方は危険な道だ」

 

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