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試合後にアルゼンチンのパレデスが大暴れしてガビを引きずり回した(写真・ロイター/アフロ)
試合後にアルゼンチンのパレデスが大暴れしてガビを引きずり回した(写真・ロイター/アフロ)

「スポーツマンシップに欠ける恥ずべき行為だ」アルゼンチン試合後“暴力行為”に加えメッシらがスペインのW杯トロフィー授与式に背を向けた態度にも各国元代表から批判集中…「実に不快だ」

 サッカーW杯北中米大会の決勝が19日(日本時間20日)、ニューヨークで行われ、延長戦の末、スペインが1-0でアルゼンチンを下して4大会ぶり2度目の優勝を果たした。だが、試合後にはピッチ上は険悪な雰囲気に包まれ、MFレアンドロ・パレデス(32)がスペインの選手をノド輪で倒したり、引きずり回したりする暴挙を犯して退場処分となった。各国の元代表からは批判の声が殺到。スペインのW杯トロフィー授与式にアルゼンチン選手が背を向けた態度にも「スポーツマンシップに欠く恥ずべき行為」との非難が集まった。

 

「負け方というものがある」元イングランド代表シアラー

 暴挙だ。
 延長戦の末、スペインが1-0でアルゼンチンに競り勝ったW杯決勝戦は、試合終了後に大混乱に陥った。
 納得のいかないアルゼンチンのナウエル・モリーナがスペインのキャプテンのロドリの腹部へ一発パンチを食らわせて両陣営がなだれ込み、乱闘寸前の騒ぎとなった。そこにパレデスが参戦。エリック・ガルシアの喉元にノド輪をかまして倒すと、止めにきたガビの首元をつかんで引きずり回した。
 リオネル・スカローニ監督が仲裁に入りなんとか収めたが、レッドカードが提示され、パレデスは表彰式を前にピッチを去った。
 さらにアルゼンチンの38歳のベテランDFオタメンディがロドリに詰め寄り、握手を無視して喧嘩を売り、激しい口論となった。
 そのアルゼンチンの暴走に批判の声が殺到した。
 スペインメディア「AS」は「サッカーがアルゼンチンの“暴力的なプレー”に打ち勝った勝利」との見出しを取って報道。
 元イングランド代表主将のアラン・シアラー氏も、英「BBC」で試合後の騒動について「酷い」と批判した。
「パレデスは誰かの顔に向かって2、3発のパンチを振るった。本気で殴りにいった。そんな行為が許される場所などどこにもない。彼らにとってこの試合がどれほど大きな意味を持ち、負けることがどれほどつらいかは理解している。しかし負け方というものがある」
 そしてこう続けた。
「こうした光景はアルゼンチンではあまりにも何度も見てきた。試合終了後の反応は本当に酷い」
 元スコットランド代表のクレイグ・バーリー氏は、英「ESPN」でこう厳しい指摘をした。
「アルゼンチンはプレー内容でも振る舞いでも完全に恥だった。こうした振る舞いは予想していた。乱暴なプレーもボールのないところでの行為も予想していた。しかし、ボールを持った時にはもっと良いプレーをもっと目的意識のあるサッカーを期待していた。実際には完全な混乱状態だった。嫌悪感を抱かせる、恥ずべき内容だった。彼らのパフォーマンスは実に不快なものだった」
 そして極めつけが表彰式でのアルゼンチンの選手の態度だ。

 

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