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ハーランドは“マスコット”アライグマの剥製を抱えて帰国したが…(写真・AP/アフロ)
ハーランドは“マスコット”アライグマの剥製を抱えて帰国したが…(写真・AP/アフロ)

なぜ英雄がいない?ハーランドが9万人の祝賀会を欠席して「最後にオウンゴールとは…」と物議…イタリアのファッションショー出席が理由と判明しチーム内外から「いて欲しかった」の批判

 準々決勝でイングランドに敗れたものの8強に進出し今大会の“台風の目”となったノルウェー代表チームが母国へ帰国して、王宮前での祝賀会では9万人を超える国民が集まったが、エースの“怪物”アーリング・ハーランド(25)の姿がなかった。イタリアでのファッションショーに出席するためプライベートジェットで飛び立っていたことが判明。国内の解説者や識者からは「大会で7得点したが、最後にオウンゴールだ」などの批判の声が飛び交った。

 国王に謁見後に王宮の裏口から車で空港へ

 9万人を超える国民がオスロの王宮前広場に集まった。
 準々決勝でイングランドに敗れたものの、延長戦にもつれこむ激闘を演じ、決勝トーナメント2回戦では優勝候補ブラジルを破る金星をマークしてベスト8進出を決めていた。国民は代表チームの健闘を称え、式典では、ホーコン皇太子が太鼓を叩いて音頭を取り、大会中に話題となった舟を漕ぐパフォーマンス「バイキング・ロウ」を披露して、祝賀会は大きく盛り上がった。
 代表メンバーはオープンバスに乗って市庁舎前広場まで凱旋パレード。バスの上でも、また「バイキング・ロウ」を繰り返した。
 だが、そこには今大会で7得点をマークし国民的英雄となったハーランドと、サンデル・ベルゲの2人の姿がなかった。
 イタリアメディア「ライ」や「ラ・レプッブリカ」などによると、ハーランドは、14日にシチリア島で開催されるドルチェ&ガッバーナのファッションショーに出席するたプライベートジェットでオスロを離れたという。イタリア紙「ラ・シチリア」は、ハーランドがシチリアに到着した際の様子を報じている。
 ノルウェー公共放送「NRK」によると、ハーランドは寸前までそこにいた。
 ノルウェー代表は、アメリカでの41日間の滞在を終えて、この日、ガーデモエン空港に帰国した。ハーランドは、剥製のアライグマを抱えてタラップを降りてきた。前足にはジンのボトルが持たされており、この「マスコット」は、大会期間中にハーランドがSnapchatへ投稿した写真や動画にも何度も登場しているお気に入りの存在だった。
 ハーランドは「この子も一緒に家までついてきた」とその帰国写真と共にインスタに投稿。「新しい相棒の名前を考えるのを手伝ってください」と呼びかけ、ファンも多くのコメントを寄せて盛り上がっていた。
 その後、ハーランドは、揃いの白いジャージを着てチームのメンバーと共に王宮へ向かい、ハーラル5世国王に謁見した。だが、祝賀会に参加する前に王宮の裏口から抜け出て待たせていた車に乗り込む姿をノルウエーメディア「VG」が報じた。
 同メディアによると、ハーランドは、ドルチェ&ガッバーナのアンバサダーを務めており、昨年もそのファッションショーに参加していた。帰国時にはアライグマと共に同メーカーのバッグを持っていた。
 だが、9万人の国民を無視してファッションショーを優先した行為は物議を醸して批判の対象となった。

 

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