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森保監督のブラジル戦で「延長なら塩貝投入だった」のTV発言が波紋(写真:新華社/アフロ)
森保監督のブラジル戦で「延長なら塩貝投入だった」のTV発言が波紋(写真:新華社/アフロ)

「後だしはせこい。ネガティブ采配を認めよ」森保監督のブラジル戦「延長なら塩貝起用」のTV発言がSNSで賛否飛び交う波紋…「見たかった」の声も

W杯北中米大会のラウンド32で敗退した日本代表の森保一監督(57)が、後半終了間際の失点で逆転負けを喫したブラジル代表戦で、相手への挑発発言で注目されていたFW塩貝健人(21、ヴォルフスブルク)を延長戦に入った場合に起用する予定だったと明かした。7日深夜に生出演した日本テレビ系『news zero』で語ったもの。だが、この暴露は波紋を呼び、SNS上では「見たかった」や「今さら言ってどうする」などと賛否が飛び交う事態が生じている。

「最後疲れた相手にダメージを与えるように起用しようかな」

 指揮官の言葉が物議を醸している。

 帰国後にニュース番組や情報番組などへの生出演を続けている森保監督が、7日深夜の日本テレビ系『news zero』で幻に終わったプランを明かした。後半アディショナルタイムの失点で1-2と逆転負けを喫したブラジルとのラウンド32で、対戦前の挑発発言が注目されていた塩貝に対して「延長になったら」と次のように言及した。

「彼、本当に機動力がすごいので、最後、疲れた相手にダメージを与えるように起用しようかな、とは思っていました」

 同番組では視聴者からの質問に森保監督が答える企画を実施。まず今後に期待する選手を問われた同監督は「みんな本当に期待なんですけど、一人、強いて言うとしたら」と前置きした上で塩貝の名前を挙げた。

「彼は今年の3月の代表から、経験が浅い中で選ばせてもらって、試合に出場したのはオランダ戦の1試合、途中出場だけだったんですけど、練習のときからギラギラしていて。本当に見ていて『こいつすげえな、もっとうまくなるな』と思って、実際、この活動期間でめちゃくちゃ成長したと思います」

 同番組のメインキャスターを務め、W杯を現地取材した藤井貴彦アナウンサーが塩貝のオーラに気圧された経験を明かすと、森保監督も笑顔でうなずいた。

「私もその思いになったことが練習中にあります。集中力がすごいんですよ。なかなかあの集中力は出せない。すごい」

 さらに藤井アナウンサーから「どこかでもう少し使おう、という思いはなかったのですか」と問われると、指揮官は「実はありました、はい」と即答。前出の「ブラジル戦で延長になったら――」の発言につながった。

 これに対してSNS上でさまざまな声が飛び交う事態が生じた。もっとも、賛否を比べれば「否」のほうが圧倒的多数を占めている。

「延長だとラスト1枠塩貝だったのか……見たかった」

「今後期待する若手選手に塩貝って言うの本当にいい指揮官だなと思った」

「遅すぎだろ。90分で勝つ気がないから負ける」

「後出しはせこいわー。ネガティブな采配だったことは認めるべきよ」

「ブラジルが負けてからなんで言うん? 帰国後の記者会見で言えばいいのに」

「たられば言い出したらお終いよ」

 批判に拍車をかけたのが、ブラジル戦での選手起用だった。

 試合は前半29分にMF佐野海舟(マインツ)のゴールで日本が先制。しかし、後半から選手交代を介して戦い方を大きく変えてきたブラジルに主導権を握られ、最終ラインが下がり過ぎた状態で迎えた11分に同点とされた。

 流れを変えようと森保監督が動いたのは10分後の21分。左を中村敬斗(スタッド・ランス)から鈴木淳之介(コペンハーゲン)に、右を堂安律(アイントラハト・フランクフルト)から菅原由勢(ブレーメン)にそれぞれ代えた。

 しかし、守備的な選手を左右に配置しても、日本が防戦一方になる展開は変わらない。迎えた33分に森保監督は2度目の選手交代に打って出る。右足内転筋を痛めたMF鎌田大地(クリスタル・パレス)に代えて田中碧(リーズ)を、さらにMF伊東純也(ゲンク)に代えてFW町野修斗(ボルシアMG)を投入した。

 

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