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打率.154と不振の大谷翔平が激戦を予想されるブリュワーズとの優勝決定シリーズを勝ち抜くキーマンだ(写真・アフロ)
打率.154と不振の大谷翔平が激戦を予想されるブリュワーズとの優勝決定シリーズを勝ち抜くキーマンだ(写真・アフロ)

衝撃の51%…米メディアのドジャースがブリュワーズに勝ちWSに進出する確率…昨年4連勝も「今年の展開は大きく異なる」予想割れる…キーマンは不振の大谷翔平「本来の力を取り戻す必要が」

 いよいよ日本時間12日からワールドシリーズ進出をかけたドジャースとブリュワーズのナ・リーグ優勝決定シリーズがブ軍の本拠地アメリカンフィールドで開幕する。昨年はド軍が4連勝でスイープしたが果たして今年はどうなるのか。米スポーツ専門局「ESPN」はド軍の勝利確率を51%とし、米サイト「ジ・アスレチック」は12人以上の記者が予想して45%がブ軍を支持。またキーマンとして地区シリーズで打率.154と低迷した大谷翔平(32)の復活があげられた。

 

 因縁のカードだ。
 リーグ優勝決定シリーズは、2年続けてブレーブスを3勝1敗で下した第2シードのドジャースと、パドレスを3勝1敗で下した第1シードのブリュワーズの顔合わせとなった。昨年はドジャースが4連勝のスイープ。第4戦では大谷が投げては6回無失点、打っても3本塁打の大爆発でブリュワーズの息の根を止めた。
 だが、今季のレギュラーシーズンでの両者の対戦はブリュワーズの4勝3敗。ただし、総得点ではドジャースがブルワーズを27対25で上回っていた。
 米メディアの予想も僅差で真っ二つに割れている。
 米「スポーツイラストレイテッド」は、「第7戦までもつれ込む可能性がある。昨年と同じ顔合わせであり、出場する選手の大半も同じだが、2025年に見られた展開とは大きく異なるものになるだろう。ブリュワーズは昨年よりも強いチームになっており、ドジャースにとって厳しい戦いになることは間違いない」と記した。
「ESPN」は僅差だがドジャースの勝利確率を51%と弾き出した。アナリストのブラッドフォード・ドゥーリトル氏が作成した計算式に基づくものでチームの戦力評価を基礎に1万回のシミュレーションを行い、最も可能性の高い結果を算出したという。
 同氏は「ドジャースは中心となるスター選手たちの勢いがやや鈍る一方、ブリュワーズは若い選手を中心とするチームの土台がまとまりメジャー最高のチームへと成長した1年だった。昨年4連敗したブリュワーズは4得点しかあげられなかった。直面する課題については、これ以上説明する必要もない。機能しなかった攻撃スタイルをさらに改善し4試合で4得点以上を記録する必要がある。それができれば、ドジャースを敗退に追い込める可能性がある」と予想した。
 ブリュワーズの先発陣はサイヤング賞候補の怪物ジェイコブ・ミジオロウスキーとローガン・ヘンダーソンの2本柱だが、豊富なブルペンが強みだ。ミジオロスキーは、地区シリーズでパドレスとの初戦に先発したもののファウルで30球も粘られ、4回での降板を余儀なくされた。
 ブリュワーズ担当のデビッド・ショーンフィールド記者はこう展望を記した。
「ブリュワーズはパドレスに本来の力を十分に発揮しないまま勝利した。第2戦では3失策を犯して失点を許したが1点差で勝利。第3戦ではクーパー・プラットの送球エラーによって失点を許して敗れたが、リーグ優勝決定シリーズへの進出を決めた。本来守備力に優れたチームだがドジャースにこんなことをしていたら敗北への道筋になる。だが、層の厚いブルペンがある。フレディ・フリーマン、大谷翔平、カイル・タッカー、マックス・マンシーに対しては左投手を豊富にそろえていることも役に立つ。ただしミジオロウスキーが先発しない試合では、ブルペンに大きく頼る計画となる。ミジオロウスキーには最高の状態で臨んでもらう必要がある。4回以上を投げてもらわねばならない。パドレスとの第4戦で彼を温存したことが機能した。彼は7日間の休養を取って第1戦に先発することになる」

 

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