「村上宗隆に特徴の似た佐藤輝明の獲得は見送るべきだ」村上で成功したホワイトソックスでサトテルの獲得是非を巡ってメディアが賛否!「村上がいることがプラスに働く」の声も
阪神の佐藤輝明(27)のポスティングによるメジャー挑戦が認められたが、村上宗隆(26)の獲得で成功したホワイトソックスでは、専門メディアなどが獲得すべきか、否かで賛否が飛び交う異常事態が発生している。それだけ佐藤への注目度が高いことの裏返し。労使交渉の問題があるため、佐藤はポスティング解禁の11月1日に申請されると見られている。
ブリチャーズレポートは移籍先候補ランキング3位にホワイトソックス
虎の三冠王のポスティング容認を受けて“二匹目のどじょう”を狙うか否かの論争がホワイトソックスで巻き起こった。
ホワイトソックスは、昨季ヤクルトからポスティングによるメジャー挑戦を決めた村上宗隆と2年総額3400万ドル(約53億7200万円)の“お手頃価格”で契約を結んだ。村上は今季途中、怪我による離脱があり、打率.207、ア・リーグでのワースト3位となる196三振を喫したものの、35本塁打、77打点、92四球を選んだことで出塁率.347、OPS.825をマークしてチームの5年ぶりのポストシーズン進出に貢献した。ワイルドカードシリーズではアストロズを打ち破っている。
当然、村上と同じく三冠王を獲得した佐藤の待望論がホワイトソックスでは高まり、米メディア「ブリチャーズレポート」のアナリスト、ケリー・ミラー氏は、佐藤の移籍先候補球団をランキング方式で報じて、1位にメッツ、2位に岡本和真で成功したブルージェイズ、そして3位にホワイトソックスをあげた。ちなみに4位がドジャース、5位がヤンキースとなっている。
「理論上、ホワイトソックスには佐藤と契約するための予算上の余裕が十分にある。来春の予想総年俸は1億2100万ドル(約191億1800万円)に留まっている。ホワイトソックスには指名打者の補強が必要だ。まだ1年1450万ドル(約22億9000万円)の契約が残っているアンドリュー・ベニンテンディが5度目の正直で来年は期待に応えてくれると考えているのか。ホワイトソックスが再びポストシーズンに進出できるチームとして戦うことを本気で目指しているのなら、足かせとなっている(5年契約のベニンテンディの)残り20%程度を理由に佐藤の獲得を見送るべきではない」
ミラー氏はそう主張した。
DHのベニンテンディは今季打率.240、15本塁打、78打点、OPS.715だった。
米「ヘビー」も「佐藤の長打力はメジャーリーグ全体で高く評価される武器になるだろう。どの球団にとっても獲得できれば大きな戦力となる選手だ。今オフさらなる攻撃力の補強を必要としているホワイトソックスにとって、佐藤の獲得を目指すことは十分に理にかなっている。佐藤が加われば、シカゴは今季築き上げたチームに、さらなる長打力を加えることができる」と指摘。
さらにこう付け加えた。
「村上がすでにチームにいることもプラスに働くかもしれない。村上がいれば、佐藤がアメリカでの生活やプレーに順応する際に、助けとなる選手がいることになるからだ。佐藤は、他の日本人スター選手と一緒にプレーすることを望むかもしれない。ホワイトソックスは自分たちが今後勝てるチームになる可能性を持っていると、佐藤にアピールできる」
ただ不安要素としてホワイトソックスが過去に7500万ドル(約118億5000万円)を超える契約で選手を獲得したことが一度もない点をあげた。ただ「チームが本気で佐藤を必要としているのであればこれまでの球団のやり方を変える可能性もある」と付け加えた。佐藤へのオファーは、総額で1億2000万ドル(約189億9000万円)に届くとの見方もある。

