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「DHにもってこい!」ドラフト”魅惑のロマン枠候補”は誰だ…1試合3発男、異色のトルネードサイド、1m90の達二世、スピードスター二塁手、打球速度181キロ…元ヤクルト編成部長セレクト

 いよいよ本日22日にプロ野球ドラフト会議が開催される。競合が予想される青学大のバッテリーなどの1位指名候補とは別に大化けの可能性を秘めたロマン枠候補も少なくない。元ヤクルト編成部長でコーチとしてもヤクルト、阪神、楽天で故・野村克也氏を支えた松井優典氏に「指名すれば面白い魅惑のロマン枠候補」をセレクトしてもらった。

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 13年ぶりに事前の1位指名を公表する球団がひとつもない異例ドラフト。
 元ヤクルト編成部長で阪神ではスカウトも務めたことのある松井氏は、「逆に言えばそれだけ選択肢が多いということだろう。大学投手に即戦力が揃った豊作ドラフト。しかもロマン枠と言っていい大化けの可能性を持った魅力のある逸材も多い」と分析した。松井氏にそのロマン枠候補をセレクトしてもらった。
 まずは投手。1人目は異色のトルネードサイドスロー、日体大の馬場拓海だ。あのドジャースなどで活躍した野茂英雄のように上体を一度ひねってからサイドハンドから投げ込む。最速は155キロ。福岡大大濠時代には甲子園出場経験があり、日体大の進学後、先発と中継ぎの両方で起用され、3年秋には8試合で4勝0敗、防御率0.95で最優秀投手。今秋は10試合に登板して5勝1敗、防御率0.97の好成績を残して、10月10日の武蔵大戦では、自己最速の155キロを記録して大学初完投勝利を挙げた。今夏の大学侍ジャパンにも選出されている。
「変則でボールの出所が見づらい。しかもストレートに球威とキレがあり、右打者は外へ逃げていく変化球への対応に苦労している。ワンポイントだけでなく先発としての可能性もある。トルネード投法のため走者を置いた時のクイックに課題は残るがプロで見てみたい」
 2人目は大分商の最速152キロで、1m88、80の大型右腕の平田玲翔。今夏の甲子園では、1回戦の日大文理戦に「2番・DH」で先発出場し、ピンチでDHを解除してマウンドに上がった二刀流だ。通算20発を誇る。
「身体能力が高い。リリースがやわらかく指の感覚で変化球でストライクが取れる。最速は151キロだったが、潜在能力としてはもっと出る。今後1本に絞るなら投手だろうが、ロマン枠というより好素材として上位指名される可能性がある」
 3人目は、奈良大付高の1m90、85Kgの超大型右腕の新城楓雅。最速は150キロ。最後の夏は決勝で天理に敗れて甲子園出場はできなかった。
「手足が長く、真上から投げ下ろす。変化球も切れてゾーンで勝負ができている。まだ体ができていないので2、3年はかかるが、日ハムの達孝太を彷彿させる抜群の素材。将来チームの軸となる可能性も」
 4人目は日本ウェルネス沖縄高の1m82、88Kgの最速147キロの投手&長打力を兼ね備えた三塁手の二刀流の長山武蔵。父は米国人で豊富な球種に加えてバットスイングも速い。
「身体能力が高い。バッティングは逆方向に打てる。コンタクトゾーンが長いのも特徴。どう化けるか楽しみな潜在能力を感じさせる」
 野手にもロマン枠候補はいる。

 

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