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続投した森保ジャパンの初陣となる2試合のうち1試合の相手が南米の強豪コロンビアに決定(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
続投した森保ジャパンの初陣となる2試合のうち1試合の相手が南米の強豪コロンビアに決定(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

3月の森保J再スタート2戦目は南米の強豪コロンビアに決定…気になる初戦の相手はどうなる?

 アフリカサッカー連盟(CAF)は来年1月から2月にかけてコートジボワールで開催予定のビッグイベント、アフリカネーションズカップ予選が組まれている。ただ、カタール大会で旋風を巻き起こし、堂々のベスト4進出を果たしたモロッコ代表の試合だけは組まれていない。
 一連の状況を踏まえれば、選択肢はアジア、オセアニア、南米の各大陸勢とモロッコに限られた。マッチメークを担当するJFA技術委員会の反町康治委員長(58)は今月2日の段階で、対戦国の条件を「なるべく日本よりもFIFAランキングが上で、できればW杯を経験している常連国が、われわれにとってありがたい」と明言。その上で苦笑しながらこう語っていた。

「強豪国を候補に探している段階ですが、かなり四苦八苦しているのは否めません」
 
 コロンビアは南米予選後の昨年6月に、アルゼンチン人のネストル・ロレンソ新監督のもとで再スタートを切り、国際親善試合で4勝1分けと無敗をキープ。同9月にはカタール大会に出場したメキシコに2点のリードを奪われながら、後半4、7、23分の連続ゴールで逆転する勝利をもぎ取っている。反町技術委員長が掲げる「強豪国」の条件を満たしている。
 新チームではW杯出場組のMFハメス・ロドリゲス(オリンピアコス)やFWラダメル・ファルカオ(ラージョ・バジェカーノ)、DFダビンソン・サンチェス(トッテナム・ホットスパー)らの主力に、FWルイス・シニステラ(リーズ・ユナイテッド)やFWラファエル・ボレ(フランクフルト)、DFジョン・ルクミ(ボローニャ)らロシア大会後の台頭組が加わり、パワーアップしている。

 しかもコロンビアは来日前の3月24日に、敵地で韓国との国際親善試合に臨む。JFAに続いて韓国サッカー協会(KFA)から発表されたものだが、これにはFIFAの規定が大きく影響している。
 親善試合を含めた国際Aマッチに関しては、同一期間内に同じ大陸内で戦わなければならない。つまり28日に大阪で日本戦に臨むコロンビアは、もう1試合もアジア大陸内で戦う必要があった。ともにカタール大会でベスト16に進出した日韓両国との連戦はチーム強化の上でも最適であり、2019年3月の来日時も4日の26日にソウルで韓国と戦っている。
 しかもKFAは公式HP上で、3月28日の国際親善試合についてこう言及している。
「現在交渉中ですが、南米の国で決定する予定です」

 

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