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井上尚弥がターゲットにしていた2団体統一王者のムロジョン・アフマダリエフが日本に馴染みのあるマーロン・タパレスに僅差判定で敗れて王座陥落の波乱
井上尚弥がターゲットにしていた2団体統一王者のムロジョン・アフマダリエフが日本に馴染みのあるマーロン・タパレスに僅差判定で敗れて王座陥落の波乱

“番狂わせ”僅差判定でWBA&IBF新王者となったタパレスが井上尚弥との4団体統一戦を示唆…指名挑戦権持つ亀田和毅の参戦を兄の興毅氏が現地で後押し?!

 もう“モンスター”井上が7月にフルトンに勝ってWBC&WBO王者となり、WBAスーパー&IBF王者となったタパレスとの4団体統一戦が実現すると期待を込めて予想したのである。
 これで40戦37勝(19KO)3敗となったタパレスは、来日経験が4度ある日本でもお馴染みのファイターだ。
 WBO世界バンタム級挑戦者決定戦と、同級タイトル戦で、2度、大森将平(ウオズ)と対戦してTKO勝利(タイトル戦は体重超過)し、2019年12月には米国ニューヨークでIBF世界スーパーバンタム級の暫定王座戦で岩佐亮佑(セレス)と対戦して11回TKOで敗戦。2021年12月に米国カリフォルニアでのIBF世界同級挑戦者決定戦で勅使河原弘晶(三迫)に2回KO勝ちを収めて、今回のアフマダリエフへの挑戦につなげた。
 実は井上家とも因縁がある。WBO世界バンタム級王者時代の2016年12月に井上尚弥の弟で現WBA世界同級王者の井上拓真(27、大橋)の挑戦を受ける予定だったのだ。拓真の拳の怪我により、その世界戦は流れたが、もし井上尚弥との4団体統一戦が実現すれば、井上家との不思議な因縁で結ばれたタイトル戦となる。
 ただWBAのランキング1位は亀田和毅(31、TMK)で指名挑戦権を持っている。亀田和毅は、「WBAの順番はオレなんで。ルール上はできない、指名試合は9か月以内と決まっている。それをどけてまでやったらおかしくなる」「勝者と直接交渉する」と、現地に試合観戦に訪れたが、リングサイドには「3150FIGHT」をプロモートしている兄の亀田興毅氏も座っていた。
 試合直後に撮ったギボンズ氏とタパレスとのスリーショット写真をSNSに載せ、「テキサスで行われたアフマダリエフvsタパレスは戦前の予想を覆すタパレスの勝利に終わる。タパレスとは旧知の仲。右の方はタパレスのエージェントであるギボンズ氏。亀田和毅vsタパレスを3150FIGHTのリングで実現出来たらおもろいやろな」と投稿した。いずれにしろ選択権はタパレス陣営とWBAにある。
(文責・RONSPO編集部)

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