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大谷翔平は延長12回に1試合2本目となる決勝20号2ランを放ち歓喜の雄叫びをあげた(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
大谷翔平は延長12回に1試合2本目となる決勝20号2ランを放ち歓喜の雄叫びをあげた(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「ショウヘイについていきたくない選手がいるのか?」米メディア、敵将、エ軍新人が大谷翔平の同点19号&決勝20号を大絶賛…早くもMVPの声

 米スポーツ専門サイトのジ・アスレチックは、「大谷の新たなMVPのシーズン?」として大谷のMVPの可能性について触れた。
 同サイトはMVPを獲得した2021年の打撃成績が、打率.257、46本塁打、100打点だったのに対して、今季は、このままで推移すれば、打率.291、48本塁打、119打点のペースにあるとし、「大谷のOPS(打撃指標)は(2021年の).965に対して.955と下がっているが細かいことまでを言うのはやめよう。打撃で彼の成績は2021年とほぼ同じで、投手成績の防御率(2021年に3.18、今季は3.32)も匹敵しており、33.3%の奪三振率は、キャリアハイとなっている」と分析した。
 同サイトは、「マウンドとホームの距離が、現在の距離に移された1893年以降で、大谷は、本塁打数と奪三振数でリーグのトップ15に入った史上初の選手となった。そして2023年は、その両方で現在トップ3にいる」という記録を付け加えて紹介した。  
 ただ「もし1つだけ問題があるとすれば、これだろう。大谷の防御率3.32は、MVP投票で2位、サイヤング賞投票で4位だった昨年よりも悪い」と「投手・大谷」の数字を問題視。その理由として登板数が増えて負担が増していることを挙げ、こう続けた。
「大谷の消耗を抑えるため、エンゼルスは過去2シーズンと同じく6人ローテーションに戻すことを検討している。この対応は大谷の最近8試合の先発防御率が4.88となっていることを考慮すれば適切に思える。ただ、疲れだけが、この成績の原因ではなく配球や投球動作も最近の苦戦の一因となっているかもしれない。それでも大谷が再び彼本来の投球を取り戻し、今のレベルで打ち続ければ、再び2021年の結果がもたらされるかもしれない。それは2度目のMVPを意味するだろう。そしてオフには我々が想像している以上の狂乱のフリーエージェントとなる」
 またMLB公式サイトのMVP調査結果の最新発表でも大谷が1位。投票者は47人で大谷が1位票の23票を占め、2位にはジャッジが入っている。

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