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花巻東の佐々木麟太郎はプロ志望届を出さずに米国留学を決断(写真・日刊スポーツ/アフロ)
花巻東の佐々木麟太郎はプロ志望届を出さずに米国留学を決断(写真・日刊スポーツ/アフロ)

「すでにメジャードラフト3巡目の実力」米メディアが“怪物スラッガー”佐々木麟太郎の米国留学決断に注目

 花巻東高の超大型スラッガー佐々木麟太郎(18)が10日、鹿児島国体の履正社戦に敗れた試合後にプロ志望届を出さず、米国留学を決断したことを明かした。10月26日のドラフト会議の目玉が一人消えたことになるが、米メディアはエンゼルスの大谷翔平(29)の母校の後輩にあたる大物アマチュア選手の決断に注目して「現時点でメジャードラフト3巡目の評価がある」ことなどを伝えた。

 メジャーで毎年30本塁打以上打つパワー指数は80段階の「70」

 

 高校通算140発を誇る佐々木は、10月26日のドラフト会議に運命は託さずに米国への留学を決断した。大谷、ブルージェイズの菊池雄星という2人のメジャーリーガーを生んだ花巻東高の超大物スラッガーの米国行きを米メディアが大々的に報道した。
 スポーツ専門チャンネルのESPNは、「日本の怪物高校生、佐々木麟太郎が日本プロ野球を飛ばしNCAAの野球でプレー」との見出しを取り、「日本の高校での本塁打記録保持者の佐々木が、プロ志望届を提出せずに米国の大学へ進学する意向を表明した。佐々木は、日本の高校を卒業する選手の間でほぼ総意でトップの有望選手として見られ、この決断を彼が下すまで日本のプロ野球ドラフトで1位指名の最有力候補と予想されていた。6フィート(約183センチ)、250ポンド(約113キロ)の一塁手は、花巻東高校に通い、父親の洋氏の下でプレーしている。大谷もまたこの高校でプレーしていた」と伝えた。
 同サイトは、バンダービルト大学が進学候補であることを紹介した上で、メジャースカウトの現時点での評価について、こう明かした。
「スカウトの見立てでは、佐々木はメジャーで毎年30本以上を放つだろうとされるパワーでグレード70の評価を持つ。彼は高校通算で140本塁打を記録。日本では、80マイル中盤(約137キロ)の投手と対戦しているため、米国の最高のアマチュア投手を相手にどれだけすぐに優れたパフォーマンスを残せるかは、まだ不確定ではある。この不確定さを含んで、スカウトの間では、現在、ドラフト3巡目あたりの選手という評価でほぼ一致している」
 また同サイトは、NCAAで昨年からスタートした在学中にスポンサー契約を結べるNIL契約について触れ、「佐々木にとって米国の地でNIL契約を手にすることは複雑となる。たいていの海外アスリート学生はF-1の学生ビザで、学業に関わらないのであればキャンパス外で雇用を受けることを学生たちに禁じている」と付け加えた。
 野球専門誌ベースボール・アメリカも「17歳の日本のスーパースター、佐々木が米国の大学に留学」との見出しを取り、「巨漢を誇る佐々木は、目を見張る打率.413、出塁率.513、長打率.808の成績を残し、日本の高校レベルでは圧倒してきた。佐々木は、また日本の高校記録となる140本塁打を放ち、日本のプロ野球ドラフトで1位指名される候補だった」と報じた。
 さらに「佐々木の特徴は、20-80で測られるスカウトのパワー評価で図抜けた70の数字を持つとてつもないナチュラルパワーにある。パワーが最高の武器となる一方で、安定したバレルで打球を放つ技術がある。バットスピードも十分にある。加えて上級の技術も示し、三振の2倍以上の四球を選んでいる。守備は一塁手に限られるが、そのポジションを良くこなしている」と付け加えた。

 

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