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ヤンキースが山本由伸との交渉で松井秀喜氏のビデオメッセージと18番のユニホームを渡す
ヤンキースが山本由伸との交渉で松井秀喜氏のビデオメッセージと18番のユニホームを渡す

426億円超えの山本由伸“争奪戦”が「凄いことに…」メッツオーナーが自宅に誘い“ディナー交渉”、ヤンキースは2度目アタック、大谷出馬のドジャース有利説も流れる

 前出の「SNY」のマルティーノ記者は「まだメッツはオファーの段階にはない」としたものの「メッツの山本との2度目の夕食会は、球界内では、彼らは“山本獲得候補になかった”との認識だったにもかかわらず、彼らが争奪戦に飛び込んでいるという事実を証明している。今、彼らは獲得候補にあり、それはほぼコーエン氏の積極性によるものだ」との見解を示し、「ヤンキースが山本に関しては、慎重な楽観論もあるようだが、ドジャース、レッドソックス、メッツがまだ争奪戦で残っているチームであることは明らかだ」とも伝えた。
 ドジャースは、12日にドジャースタジアムで山本を迎えて行った面談に入団会見前の大谷翔平がフレディ・フリーマンらと共に出馬。ドジャース入りを説得した。
 ドジャースに関しては「USAトゥデイ」が、こんな注目情報を報じている。
「ヤンキースが日本のスター投手、山本獲得の最有力候補だが、山本は、大谷を含めたドジャースによるプレゼンテーションにも感銘を受けた。山本の友人たちは、『彼は長い間ドジャースに憧れていた』と明かしている。大谷の存在が、ドジャースにとって恩恵となるのか、不利益となるのか。大谷が球団の顔となることを考える上で注目点だろう」
 また「CBSスポーツ」のアナリストであるジム・ボーデン氏は、前日に「ジャイアンツ、レッドソックスが3億ドル(約426億円)以上のオファーをした」というニュースを報じた。
 メッツ、ヤンキース、ドジャース、レッドソックス、ジャイアンツの5球団が最終候補として残り、激しい争いをしているのが現状だろう。オフの情報に詳しい「トレード・ルーマーズ」によれば、契約年数は12年から14年という投手としては過去最長になり、投手としての契約金もコールの3億4000万ドル(約482億円)を超えると予測されている。「USAトゥデイ」も「少なくとも3億ドル(約426億円)の契約を受け取ると見込まれ、オリックスへのポスティング費として4690万ドル(約66億7000万円)を加えることになる」と記した。
 「ジ・アスレチック」は「年内に決着がつく」との見通しを伝えた。果たして山本は、どんな決断を下すのか。ポスティング交渉の締め切りは来年の1月4日だ。

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