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ドジャースと12年3億2500万ドル(約463億円)で契約合意した山本由伸が6年後、8年後と2度のオプトアウト権を契約に盛り込む
ドジャースと12年3億2500万ドル(約463億円)で契約合意した山本由伸が6年後、8年後と2度のオプトアウト権を契約に盛り込む

ドジャースと合意の山本由伸は6年後、8年後と2度のオプトアウトを契約に盛り込む…将来的にまた投手の史上最高額を更新する可能性

 ニューヨークの放送局「SNY」が、複数の情報筋の話として伝えたところによると、メッツが、2億ドル(約285億円)の後半から3億2500万ドル(約463億円)にオファーの金額を押し上げて、ヤンキースが10年3億ドル(約428億円)を山本に提示した際に「山本サイドは5年目と8年目を終えた後のオプトアウトを求めてきた」という。
「もし山本が健康で力を発揮した場合、実質、5年契約となってしまう部分が、メッツにとって受け入れることを極めて厳しくさせるものだった。山本が、ドジャースと12年3億2500万ドル(約463億円)の契約を結んだ結果が示すように、メッツは、彼と契約する優位なポジションに決していなかった」
 結果的にドジャースは5年後ではなく6年後で、オプトアウトの行使できる年数を1年延長することに成功しているが、この部分の駆け引きも、山本サイドがドジャースを選んだ理由の一つだったのかもしれない。
 オフの情報に詳しい専門サイトの「トレード・ルーマーズ」は「山本が懸念されているのは、MLBで一度も投げたことがないことと、1m78の上背の部分。だが、多くの評論家たちは問題点とは考えておらず、ドジャースにとって不安ではないことは明らかだ」と評価。歳までの長期契約を結んだ山本がオプトアウトを行使できるまでの6年間で、さらにその評価をアップさせ、再び歴史的な契約を結ぶことができる可能性を示唆している。

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