• HOME
  • 記事
  • モータースポーツ
  • 「何てバカな男だ!」ハースのオコンとベアマンがF1モナコのFP1で互いを罵倒し合う仲間割れ?!角田裕毅のF1復帰に追い風か?
F1モナコのフリー走行1回目でハースが醜い仲間割れを起こした(写真・ロイター/アフロ)
F1モナコのフリー走行1回目でハースが醜い仲間割れを起こした(写真・ロイター/アフロ)

「何てバカな男だ!」ハースのオコンとベアマンがF1モナコのFP1で互いを罵倒し合う仲間割れ?!角田裕毅のF1復帰に追い風か?

 F1の今季第6戦、モナコGPが5日にモンテカルロ市街地コースで開幕し、フリー走行1回目(FP1)でハースのドライバー同士が無線越しにお互いを罵倒する異例の騒動が起こった。モナコ名物の交通渋滞にはまったエステバン・オコン(29、フランス)が「彼に足止めされている」と前方を走るオリバー・ベアマン(21、英国)に苛立ち、陣営の指示を無視して最終コーナーで強引に追い抜くと、ベアマンも「何てバカな男だ。あの行為は本当に愚かだ」と激怒。昨季から続く不振で今季限りで退団し、角田裕毅(26)に取って代わられるとも報じられているオコンの立場がさらに厳しくなった。

 異例の騒動

 モナコ名物の渋滞が異例の騒動を引き起こした。
 開幕を告げるFP1の序盤。モンテカルロ市街地コースの終盤に待つ名物、プールサイド・シケインで前方が詰まった状況で、ハースのオコンは担当レースエンジニア、ローラ・ミューラー氏から無線でこのような指示を受けた。
「少し間隔を空けたほうがいい」
 しかし、前方にいたチームメイトのベアマンに対して怒り心頭状態だったオコンは聞く耳を持たなかった。英国のモータースポーツ専門メディア『RACEFANS.net』は、ベアマンに開始15分で2度も走路を妨害されたと主張するオコンが、苛立ちを込めてミューラー氏へ返した言葉を赤裸々に報じている。
「そうかも(間隔を空ける)しれない。でも、僕のアタックラップを2回も台無しにする必要も彼(ベアマン)にはないんじゃないか」
 こうなるともはや自制が効かない。最終コーナーのアントニー・ノゲスで、オコンは強引にベアマンを追い抜いてフライングラップに入っていく。しかし、この行為にはベアマンも黙っていられなかった。
「エステバンは何てバカな男だ。あの行為は本当に愚かだ」
 前出の『RACEFANS.net』はオコンに激怒したベアマンの無線越しのコメントを伝えた上で、前代未聞の騒動を次のように伝えた。
「ハースのドライバー同士がチーム無線を巡って熱くなった。ベアマンから『バカ』という言葉を浴びせられたオコンは、過去にもチームメイトとトラブルを起こしている。アルピーヌ在籍中にフェルナンド・アロンソやピエール・ガスリーと起こした仲違いは特に有名で、ガスリーに至っては今季開幕前の段階で、同胞でもあるオコンとの関係はまだ回復していないと示唆している。オコンは2024年シーズン終了前に不振でアルピーヌを解雇され、昨季からハースに移籍したが苦戦が続いている」
 昨季は入賞が9度で、最高位は第2戦中国GPの5位。ドライバーズランキングは15位で、初めてフルシーズンを戦って13位につけたベアマンの後塵を拝した。5戦を終えた今季はファースト、セカンドドライバーの立場が完全に逆転し、入賞3回のベアマンはランキング9位、1回のオコンは16位となっている。

 

関連記事一覧